警察学校組の同期。【名探偵コナン】【8】

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Youside




確か、遺体のそばというかステージ上に転がってたよね…。




「私は大学までラグビーをやってたが。」




「私は中学の頃にテニスを少し。」




「俺は高校の時登山部の幽霊部員だったけど。
野球なら波土が高校までやってたよ。




強肩の外野選手だったらしいぜ。」




「でも何でそんなことを？」




「あぁいえ、現場から野球のボールが見つかったので。」




「そのボールなら多分、波土が高校を卒業する時に野球部の皆から貰ったボールだと思います。




波土はいつも持っていました。」




「流石元カノ。詳しいね。




その頃から波土がデビューして売れるまで付き合っていたんだよな。




…んで、この美人マネージャーに横乱暴して振られたのがそこの社長さんってわけだ。」




「何年も前の話を…。」




「別にいいじゃねぇか。捻れた関係と波土の死、
その奥にはどんな歪んだ思いがあるのかねぇ？」




そのタイミングで目暮警部が聞く。




「所で波土さんの携帯電話、どこにあるか知りませんか？」




「波土さんの控え室にもバックにも見当たらないんですが。」




「携帯なら波土はいつも胸ポケットに入れてました。」




携帯電話…内ポケット…





そうか、あの時だから諸伏は＿＿＿

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