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File358【裏切りのステージ前編】 ページ11

Noside ※時系列勝手に決めさせて頂いてます





4年前__





安室は人気のない雑居ビルの階段を登っていた





〈悪い降谷、奴らに俺が公安だとバレた。





アイツにも、Aにも危険が及ぶかもしれない。





もう逃げ場はあの世しかないようだ__





じゃあな、ゼロ__A__〉





「よせ、諸伏__!!!





死ぬな!!!」





最後に聞こえたのは必死に叫ぶ、Aの姿。





現在__





「__ボン!バーボン!ちょっとバーボン!」





「えっ?」





「えっ?じゃないわよ、さっきの交差点。右折しないと。」





降谷は愛車のハンドルを握っていたのだ。
その助手席には黒の組織の一員、ベルモットが乗っていた。





「すみません、ちょっと考え事をしていて。」





「あら、珍しいわね。じゃあさっきの話、聞いてなかったの?」





「聞いていましたよ。それが公になる前に探りを入れて、必要とあらば潰せばいいんですよね。」





「相手は大物、接近しにくいなら関係者に変装させてあげてもいいけど?」





「いえ、ご心配なく。相手の懐に入る当てならありますから。」





安室が右折のウインカーを出した瞬間に、ベルモットが再び口を開いた。





「…それと、あの子。」





「はい?」





「Kittyよ。」






「彼女のことですか。」





安室は、同期のAの顔が脳裏に浮かんだ。





「貴方、探りを入れて頂戴。」





「どうして僕が__」





「仲良いじゃない、だけど彼女に生きていられると我々も困るのよ。





彼女は我々組織の中でKittyと言っても、





Hell Kitty…。」





「地獄に落ちた、子猫…ですか。」





信号が赤から青に変わり、安室はそう呟いたあとハンドルを握り右折した。

File359→←作者が失礼します。



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反町ゆうり(プロフ) - すいさん» リクエスト…ありがとうございます!感謝です!(泣)そのシーン今後考えてみようと思います!すい様こそお体に気をつけてください! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - すいさん» 遅くなってすみません…(汗)漆黒の追跡者、わかりました!今度キリのいい所で更新していきます! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 更新再開ものすごく嬉しいです😭😭😭リクエストなのですが漆黒の追跡者をお願いしたいです! (2022年11月8日 22時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年6月25日 8時

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