54 ページ8
Youside
「最近調子は?」
『まぁ…なんとか、かな。
でもそんなに心配しないで、私は大丈夫だし。』
「そういうからいつも心配になんの、わかってる?」
『けど…それと今の仕事は別でしょ?』
「も〜そんなチョゼんなくてもよくない?」
『私は別にチョゼってません。』
はぁ…非常にこの面倒臭い同期、
幼馴染を誰かどうにかしてくれませんか?
____________________
木下さんの自宅から帰ってきて明らかに元気の無い増野。
「はぁ…」
「「それでそのまま…」」
「帰ってきちゃったんですか?
まさか、解決したつもりじゃないですよね!」
そう言って頬を膨らます饗庭。
「…って、百目鬼ちゃんならチョゼリそうだよね〜。」
『だからあんたは妙な真似しないの。』
「ごめんごめん。で、「それでそのまま」なんですか?」
「何でもいりません。」
「僕たち、嫌われて当然ですよね。
あんな状況の木下さんから徴収するんですから。」
「何何?何?どうした?」
ここは、饗庭に任せよう。
そう思って私はデスク仕事に戻りながら、会話に耳を立てた。
「何だか申し訳なくって。」
「ん?」
「僕、納税課には希望して来たわけじゃないんです。
採用の時の希望は保育課でしたし。」
「確かにまっす〜子ども好きそうだもんな。」
「はい。」
「Aとは大違いだけど。」
「……はい?」
ガタッ
「痛って!すみません…」
饗庭の座ってた椅子を軽く蹴り、睨みつけておいた。←
「公務員として子供たちのために何かできればと思ってたんですけど。」
「それがよりにもよって徴税吏員になっちゃったんだ。
役所内でも行きたくない部署ナンバーワンだもんね。」
「すいません。」
「はい。」
「泣くなよ。」
「泣いてないっすよ。」
全く…後輩に相談乗るのは良いけど、そのノリはどうにかしなさいよね。
574人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SexyZone」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
?????- ?-??(プロフ) - 更新楽しみにしてますね〜! (1月6日 20時) (レス) @page21 id: 9e8ea001a1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - 反町ゆうりさん» 了解です!またできる時にお願いします! (12月6日 7時) (レス) id: 75445a456f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - 瑠衣さん» すみません、、サボってて…色々掛け持ち多いので、徐々に進みていくつもりです。(汗)もう少しお待ちください(汗) (12月2日 20時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - 大丈夫ですか?更新できそうですかね、、楽しみに待ってます (12月2日 20時) (レス) @page18 id: 75445a456f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - PEACE24LOVERさん» すみません、誤字ありがとうございます。(汗) (11月20日 1時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:反町ゆうり | 作成日時:2023年11月14日 18時