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当日 ページ29

Youside




パーティー当日。
私はといえば久しぶりに実家に一人で訪れていた。




薫ちゃんや憲ちゃん、杉下さんは後から来る予定。
それにあの時の決着、付けないと。




『今回の招待状、あんた達が仕掛けたんでしょ。』




「お前が慕ってるやつを拝んでおきたくてな。」




「あなた達の同期、上司を調べるのに苦労したわ。
警察の個人情報を教えてくれる所なんて中々いないもの。」




『何が狙いよ。』




「鍵等家を継ぐのにどちらがふさわしいのか。」




「犠牲は付き物よ。」




『ちょっと、勝手に決めないでくれる!?




そもそも犠牲って何よ…あの二人に手出したら、私が絶対に許さないから。』




「…まぁいいわ、それにしてもその格好で出るつもりかしら。」




『…悪い?』




私はいつもの仕事用のスーツで来ている。
まぁ場違いなのは自分でもわかってたけど。




『ドレスなんて持ってないんだから仕方ないじゃない。』




「仕方ないわね。」




「今回だけは特別だ、用意してやる。」




両親に言われた私は、メイク室に行く。
暫くして私もメイクをし、ドレスに着替え終わった。




扉を開ければパーティーに招待されたお客さんが沢山で、その中には薫ちゃ達もいる。




『…薫ちゃん。』




「…はっ?え、えっと…。」




「おい亀、こんな奴知ってたか?」




「いや、知るかよ。」




「君たち、失礼ですよ。」




「「はっ?」」




『ふーん…同期の顔がわかんないんだ。』




「「はぁ!?」」




その場に薫ちゃんと憲ちゃんの声がやけに響き、周りにいた人たちの視線が一斉にこちらに向いた。

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Rei - いつもゆうりさんの作品を見て感動してます!!応援してます!!頑張ってください!! (10月22日 20時) (レス) @page17 id: 1ac691a90a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年9月14日 23時

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