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Aside




高遠が居る部屋の前まで剣持さん達とやってきた。




「おい、高遠!そこでおとなしくしてろよ!
俺が来たからにはもうすぐ事件が解決する。
それが済めば、今度こそ…。」




はじめちゃんが部屋のドアを確認すると扉が開いた。
その部屋はものけのからで高遠が居なかった。




「オーマイゴットだチクショウ、この野郎!!




はじめ、A、お前ら気は確かか?
あの高遠を信じろって言うのか?」




「約束したんだよ。俺とAが事件の謎を解いて、
あいつのきょうだいを捜し出すって。」




「約束って。相手は高遠だぞ?」




「聞いてるでしょ、高遠!
私とはじめちゃんが必ず謎を解き明かして見せる。
待ってて!!」




「よしっ、佐木君に美雪ちゃん。俺は捜査を進めなければいけない。
君達に重要な任務を与える。」




「「えっ?」」




佐木君と美雪ちゃんに部長は任せて、
私とはじめちゃんと剣持さんは第一の現場に来た。




「これが、この密室状態の部屋で遺体を貫き、床に刺さってたのか。」




「自分で刺すのはまず無理だよな。」




「これは他殺だね。」




「でもだったら何で犯人は、わざわざ床まで杭を…それに、
きっと何か他にも理由があるはずだよね。」



「どういうことだよ?」




「次に、みるくさんの時はカードの指示に従って、
開かずの間の前の外に行ったら…それで、戻る途中に次々にみんなに会って。」




「彼女の遺体を発見した時、窓の鍵は内側から閉まってたんだろ?
だったら、どうやって犯人は殺害現場から抜け出したんだよ。」




歩いている途中道が薔薇のアーチで塞がれていた。




「犯人が証拠隠滅のためにふさいだのかもしれん。
地下から行こう。」




剣持さんの言葉に私とはじめちゃんは頷いた。

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反町ゆうり(プロフ) - puppyandchiplovさん» 読んでくださりありがとうございます!更新獄門予備校の方もあるので良かったら読んでみてください。更新頑張ります!ありがとうございます。 (2022年3月19日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
puppyandchiplov(プロフ) - すごく楽しく読めました。最後、キュンときちゃいました。これからも、頑張ってください。応援してます (2022年3月19日 21時) (レス) @page19 id: df59f097f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月17日 8時

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