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Youside
ヘリで運ばれてきた水上バイクの男性患者は血圧が下がり続け、
瞳孔不同まで出てきた。
『……どこ……どこから出てるの……』
冴島「緋山先生、呼びましょうか。」
『…大丈夫、です…』
お姉ちゃんの声が近くで聞こえて、安心したけど…
『右から脱転してみる。』
藍沢「今日はよく呼ばれるな。」
冴島「藍沢先生…」
藍沢先生が患者の瞳孔を確認してくれた。
藍沢「瞳孔不同は末梢性だろう。
A、腹の止血が済んだらCT撮ってくれ。
そこでもう一度診察する。」
『…わかりました。』
冴島「血圧、落ちてます。」
白石「A、手伝う。変わるから向こうお願い。」
『でも…』
白石「大丈夫。」
私は白石先生と変わってもう一人の患者を診る。
シニアドクターの「大丈夫」という言葉は魔法の言葉。
私たちフェローがどれだけできなくても、
医療の現場では誰ができても当たり前…それでもカバーをしてくれる。
『やっぱり、手伝います。』
白石「A…ありがとう。」
冴島「血圧、落ちてます。」
『レベルワンの血液、FFPに変えて！』
名取「あぁ。」
私は手伝ってるために輸血システムを手伝えない…颯馬、
それじゃあ間に合わなくなっちゃう…
白石「右手でこっちの挿管引っ張って。もう少し奥から！」
『はい…っ…出血が…』
白石「手、離さないで！」
冴島「FFP入ります。」
白石「見えない…A、そのまま左手で出血してるとこ吸引して！」
『は、はい！』
白石「どこ……どこなの……！？」
これでもダメか、と半分諦めかけた時だった。
藍沢先生の手が横から前に差しだされた。
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反町ゆうり(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！かしこまりました、時間会った時にでもできたらやっておきます！ (12月10日 14時) (
レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - すっっごく楽しく読ませてもらってます！ちょっと欲を言うと、誰が喋っているのか表記があるともっと楽しく読めるようになると思うので、余裕があったら追記してくれると嬉しいです⭐︎ (12月10日 14時) (レス) @page17 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2023年10月2日 17時
