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Youside
橘「藍沢、戻って来ないか。」
藍沢「すみません。救命に戻るつもりはありません。」
藍沢先生はそれだけ言って、カルテに記録を続けた。
ようやくホットラインも落ち着いて、お昼ご飯を食べようと食堂に向かい食券を買って列に並んだ時だった。
隣に自然と颯馬が来て一緒に並んで…
『……さっき、、』
名取「ん？」
『救えなかった…』
名取「……あぁ、けど、A。全力尽くしてたじゃん。」
『…うん、。』
たまに、極たまにこんな風に颯馬に零すことがある。
でもそれ以上颯馬は何も言わずにただただ隣にいるだけで、
「唐揚げ定食ね！」
名取「……そんだけ食えんなら、大丈夫そうだな。」
『うるさいなぁ〜。』
少し微笑んでいた颯馬は、久しぶりにその笑顔を見た気がした。
「ハンバーグ定食ね！」
『子供っぽ。笑』
名取「うるさい。」
『まぁ可愛いから許す。』
名取「成人した男に可愛いとか言うなよ。」
『はいはい〜。』
名取「聞いてないだろ、その返事。」
『別に〜？そんな事ばっか言ってるとお姉ちゃんに言うよ？』
名取「……それだけはやめてくれ。」
『いや、なんでそこ即答なのよ。』
名取「お前の姉貴、優しいけど怖ぇんだよな。」
『聞いてたらどうすんのよ、全く…』
テーブルにご飯を運んで座りながら会話をして、
「『頂きます。』」
名取「大学の頃から知ってるけど、どうも苦手なんだよ。」
『お姉ちゃんは颯馬のこと普通だって言ってたよ。』
名取「普通、ねぇ…」
『興味無いじゃなくて良かったね。』
名取「なんだそれ。」
この感覚、大学の頃を思い出した。
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反町ゆうり(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！かしこまりました、時間会った時にでもできたらやっておきます！ (12月10日 14時) (
レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - すっっごく楽しく読ませてもらってます！ちょっと欲を言うと、誰が喋っているのか表記があるともっと楽しく読めるようになると思うので、余裕があったら追記してくれると嬉しいです⭐︎ (12月10日 14時) (レス) @page17 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2023年10月2日 17時
