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Youside
あれから数日後、
シニアドクターの三井先生が退職すると正式に決まった。
三井「いちばん人手がいるときに勝手なことをして…
理解してくれて…感謝しています。ありがとうございます。」
重苦しい雰囲気の中、
三井先生の言葉が残り橘先生も隣で頭を下げていた。
橘「さてと、この話はこれで終わりだ。
じゃあ、カンファレンス始めるか。あ、そうだ！
今日はその前にもう一つあるんだ。
いやいや、安心しろ。いい話だよ。」
その言葉に私も緊張をしたが、少し肩の力が抜けた。
橘「フェローのみんなに新しく加わる指導医を紹介したい。」
私も、これは驚きでしか無かった。
今まで黒いスクラブを着ていた藍沢先生が、救命の青いスクラブを着て入ってきたからだ。
緋山「来たよ。」
藤川「なんだよ、藍沢。また俺と張り合う気かよ。」
橘「脳外科から来た藍沢先生だ。」
藍沢「よろしく。」
カンファレンスを終えて各々仕事に戻り始め、
私も仕事に戻ろうとした時に自分の胸ポケットに入ったPHSが鳴った。
『…はい、冴島ですが…』
〈Aか？〉
『…何してるの？今勤務中でしょ？』
〈馬鹿言え、俺はもう働けない体だ。〉
『私…そんなの信じてないから。』
〈今度、会わないか？〉
『…考えとく、じゃあ私も戻らないとだし…』
〈あ、ちょっと待って。あの時は悪かったと思ってる。
俺も取り乱して…Aの気持ち考えずに。〉
『…じゃあ、切るね。』
「A。」
『……！颯馬。』
「医局、行くけど。」
『あ、うん。行く。』
颯馬は誰と話してたなんかとは聞かず、医局に戻るまでは一緒に無言で戻るだけだった。
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反町ゆうり(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！かしこまりました、時間会った時にでもできたらやっておきます！ (12月10日 14時) (
レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - すっっごく楽しく読ませてもらってます！ちょっと欲を言うと、誰が喋っているのか表記があるともっと楽しく読めるようになると思うので、余裕があったら追記してくれると嬉しいです⭐︎ (12月10日 14時) (レス) @page17 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2023年10月2日 17時
