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Youside
藤川「A、大丈夫か？」
『……か、ずくん……』
藤川「もしかして、」
『大丈夫、ちょっと目眩しただけ。
私も他のフェロー呼んで待機しとく。』
藤川「お、おう。」
普段は先生呼びだけどお姉ちゃんの彼氏さんで、長年の付き合いだからふとした時は普段の呼び方になってしまうのは癖だ。
最初にヘリで出動したのは、緋山先生とお姉ちゃんと白石先生。
その間私たちフェローと、藤川先生は待機をしていた。
藤川「俺は後から行くから、先にフェロー2人現場に行って。
Aは俺と名取と一緒に行く。」
先に横峯先生と灰谷先生が現場へと行き、
私たちが後からドクターヘリに乗って現場へと向かった。
名取「すげぇな…」
藤川「行くよ。」
「わかりました！」
現場について白石先生たちがいる所を見つけた。
藤川「白石！」
白石「この男性、お願い。意識は三桁。呼吸音は左右とも正常。
お腹と骨盤はまだ診てない。私は山車のほうに行く。」
藤川「わかった。行ってこい。」
藤川先生はすぐに処置をして、私は立ったまま…
藤川「君はそっちの緋山先生のフォローに入って。」
名取「わかりました。」
藤川「Aは、」
こんな状況、初めてで…過去の出来事が蘇って呼吸も浅くなる。
”助けて…お姉ちゃん…！！”
藤川「A、聞こえてるか？」
”A…！良かった…”
藤川「まず、こっち見よう。深呼吸して。大丈夫だ。
A、あの時の事故と状況は違うから。」
『…和くん…』
藤川「Aは1ブロック先に軽傷者が居るから行けるか？
横峯もいるはずだからその手伝い、いいな？」
『う、うん。』
藤川「何かあったらこのシーバーで呼ぶこと、いい？」
私は1ブロック先のスーパーに向かうはずだったけれど、
「先生、ケガ人です！家の中です。
安全確認がとれたので、中、お願いします！早く！こちらです！」
その言葉に、足が止まった。
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反町ゆうり(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！かしこまりました、時間会った時にでもできたらやっておきます！ (12月10日 14時) (
レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - すっっごく楽しく読ませてもらってます！ちょっと欲を言うと、誰が喋っているのか表記があるともっと楽しく読めるようになると思うので、余裕があったら追記してくれると嬉しいです⭐︎ (12月10日 14時) (レス) @page17 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2023年10月2日 17時
