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Aside




「あ〜あ、A先輩のデビュー作見たかったな。」




「もうこりごり。やっぱ私はここが落ち着くわ。」




「ハァ、ったく、調子いいこと言いやがって。」




「いいでしょ、別に。」




はじめちゃんは、何故か手カメラで私見てるし。




「…ん?これは、E!」




私の隣に来た黒河先輩…え、黒河先輩?




「「あれ?」」




「はい、入って入って。」




「「「失礼します。」」」




「みんな、これからミス研に入部する3人だ。」




「え〜なんで?」




「映研廃部になっちゃって。ミス研なら、
途中入部でも緩そうだし楽かなぁと思って。」




あはは…辻くん、それ最もな理由だね。笑




「あの…やっぱり私は…。」




「大歓迎だよ。」




「…え?」




「3人とも。」




「あ、ありがとう。」




「女の子増えてめっちゃ嬉しいし!
あ、はじめちゃんには気をつけてね?」




黒河先輩の耳元ではじめちゃんを見ながら言う。
何が何だかわからない顔をしてたけど、私も見張っとこ。




「はいこれ、入部届書いてね。」




「ハハハ、全て計画通りだ。
部員獲得のために、映研に潜入したかいがあったよ。」




「あれ〜?金田一先輩とA先輩に推理負けたからって、
負け惜しみですか?」




「ち…違う!」




「ち…ち…違う!」




「やべぇ、テンション上がって来た!!」




はじめちゃんは「よろしくね」と言いながら、
星野さんと辻くんそして黒河さんの手を握る。

▽→←▽



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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年2月27日 8時

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