検索窓
今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:79,349 hit

ページ20

Aside




やばい、これだと犯人を…。




「はじめちゃ…。」




「おい、A!




まさか、お前がウーロン茶に…。」




これ、睡眠薬だよね…。
はじめちゃんの手が最後、重なっていた様な気がした。









「おい、何寝てんだ!早く開けろ!」




「A…!?A!」




はじめちゃんの呼んでる声が薄ら聞こえて、目が覚める。




「はじめちゃん…!?佐木くん!」




はじめちゃんが扉の所へ行き、開けようとするが開かない。
私は佐木くんを起こし、はじめちゃんの元へ向かう。




「開かねぇ!」




「おい、どけ。はじめ、Aも。




表の君もどけろ!」




「あ、はい!」




「おら!」




剣持さんが足で蹴ってどうにか扉が開いた。
ポアロを連れてやってきた真壁先輩が気づいてくれたのか。




「真壁先輩。」




「あ…あれ…。」




まさか…はじめちゃんと顔を合わせて、
ロウソクが置かれていて足だけ見えている所まで歩く。




刺されてもう亡くなっている門脇先輩だった。




「蔵沢先輩が居ない。」




はじめちゃんのその言葉で、みんなが気づく。
よく聞いてみると、映写室の機会が動いている気がした。




「鍵が閉まってる。」




「はじめ。」




また剣持さんが体を体当たりして開けようとしてくれたが、
今度は扉が硬いのか中々開く様子がなく鍵を持ってきてもらうことになった。

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年2月27日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。