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翌日___Youside
ホテルのフロントで陣平と萩から電話があった。
「爆破ァ!?」
〈おい、声デケェんだよ!周りにいる奴らに聞こえんだろーが!〉
「矢島の乗ってた車が爆破って、それ本当?」
〈あぁ…俺らも近くで見張ってたから間違いねぇ。
また新しくかるた札が添付されたメールが送られていたんだとよ。〉
「え、なにそれ初耳なんだが。」
〈そりゃあ今初めて言ったからな。〉
「おいふざけんなこのくそ天パ。」←
しっかし…なんでかるた札を犯人は…その意図が読めねぇ。
〈そのかるた札はまた”もみじ”が読み込まれてる。〉
「もみじって…。」
〈名頃鹿雄の得意札だったそうだ。
あのクソガキ野郎共の話だとな。〉
「じゃあ一連はその名頃鹿雄が…だけどそうなったら、
まだ二枚残ってる。」
〈あん!?どういうことだ。〉
「だから、”もみじ”の札は全部で六枚!
六枚中今四枚が添付されたって事なら、
あと二枚残ってるってこと!」
〈だとしたらまだ事件は続くってことだな。〉
「…かもね。」
〈またわかってら連絡する。〉
「わかった。」
〈おい、A。〉
「なに?」
〈くれぐれも無茶すんじゃねぇぞ。
こっちはもうオメェのこと守るので精一杯なんだ。
こっちの身にもなってくれ。〉
「なっ…なにを馬鹿なこと言ってんの!?」
〈じゃあまた後でな。〉
「あ、ちょ、陣平!!」
切られた…え、なに、最悪。
なんなのよ…私の事を守るので精一杯って。
かっこいいこと言ってんじゃねぇよ、バカ。
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時