File135 ページ45
Youside
ホテルの一室に戻ると、
バシッ___!と言う札を弾き飛ばす音が聞こえてきた。
…そういえば、彼女さんが代わりに大会に出ることになったんだっけ。
「姉ちゃん、スゲーな。」
「すごい、すごーい!」
「仮面ヤイバー並の速さです!」
「やっぱり私じゃ連取相手じゃ無理よぉ〜。」
「コォラ〜!危ねーだろーがよ!!もーちょっとで…。」
「ただいま!」
少し遅れてきたガキも部屋に到着。
「頼もしい助っ人で来てくれたよ。」
「「「頼もしい助っ人?」」」
私たちは顔を見合わせて部屋に入ってきた着物が似合う女性。
「え?」
「誰だ?」
「へっ、平次んとこのおばちゃん…。」
「平次から聞きましてな。駆けつけましたんや。」
「え?何で?」
へぇ…あの名探偵さんもやるじゃん。
相当惚れてるな、この子に。
「幼なじみか、いいなぁ。」
「俺らも幼なじみだけどな。」
「もっとましな幼なじみが欲しかったよ。」
「「はぁ?俺らをなんだと思ってるわけ/思ってるんだよ?」」
「ただのクソなんぱ野郎とクソ天パ野郎。」←
「仮にもテメェ、俺の女だろうが。」
「うっわ、こういう時だけ…「あ”ん!?」
…すいませんでした、だからその手を離しやがれこのクソ天パ!」
私の頭の上に拳をグリグリとやっている陣平。
「お願いしてる態度じゃねぇなぁ!」
「(すぐ二人の世界に入る…つーか、
陣平ちゃんも人のことあんまり言えないよな。)」
「相変わらず仲良いですね。」
「星野刑事は松田刑事のこと大好きだもんね!」
「バレバレですよ!」
「「はぁ!?」」
「あんたねぇ!」
「なんで俺なんだよ!?」
またまた喧嘩が勃発し女子高生二人と、
名探偵さんのお母さんに苦笑いされたのは言うまでもない。
誰のせいだと思ってんだゴラァ!←
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時