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File132 ページ42

Z.Matuda




トイレから戻ってくるAを待っているが中々来ない。




「つーかおっせぇな。」




「Aのことだからお土産売り場にいるんじゃねぇ?」




「また一人で行動すんなよな。」




俺は自分の頭を掻いて歩き出した。




アイツは小さい頃から周りから、




美人だの可愛いだのと言われる程容姿が整っている。





俺たちと絡み始めてからはナンパの数も減ったが、




よく道端で一人で居る時は男に話しかけられ、




断れないAをよく助けてたっけ。




警察官になった今も警察手帳をすぐに見せればいいものを、





やっぱ断れねぇのか男に無理矢理連れてかれそうになるのを何回も見ている。




「…やっぱりな。」




「陣平ちゃん、怒んないでよ。」




「わぁーってるよ。」




想像通りAは見た目がチャラい男に目をつけられて手を掴まれていた。




「離して…離してくださいっ…!」




「大阪見物楽しいよ?」




「やだっ…。」




「オイ、人の女に手ぇ出してんじゃねぇぞクソチャラ男。」




「…あんだと!?誰だテメェ!




俺はこの子と大阪見物するとこなんだよ、なぁ?」




「いやっ…。」




次の瞬間、男はAの肩を抱き寄せ距離を縮めた。





「…今すぐAから離れろ、




じゃねぇとテメェの顔一発ぶん殴るぞ。」




「ハッ、やってみろ…どーせできねぇくせ…バキッ((殴る音」




「陣平ちゃん!」




俺はその男の顔を一発殴った。

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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時

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