File126 ページ36
Z.Matuda
テレビ局の近くで大阪府警本部の大滝警部達に話を聞いていた時だ。
「陣平ちゃーん!」
「おお萩って…お前なんでそんなびしょ濡れなんだよ?」
「Aもびしょ濡れ!上着貸して!」
「…あ”?詳しく説明しろ。」
「そんな怒んないの!Aが無事だったんだから!」
「ったくアイツ…。」
俺と萩はとりあえずAがいる川の方へと向かった。
「…あ、陣平…。」
「A、陣平ちゃん連れてきたよ。」
「ったくお前はよ…無茶すんなっつてもするだろうが…
今回は話が別だ。」
「…え”っ?」
俺は目をつぶるAに自分の上着をかけた。
「…テメェ…。」
「じ、陣平?」
「す…。」
「へっ?なに?」
「もろ透けてんだよ…下着が!」
「う、嘘っ…!?」
「陣平ちゃん顔真っ赤ww」
「萩、テメェ!」
俺の顔を見たAも顔を真っ赤にしていた。
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Youside
目の前で陣平が顔を真っ赤にして立っている姿に恥ずかしくなり、
多分…私も顔が真っ赤なんだろう。
私の肩にかけられた一回り大きい陣平の上着から香ってくる煙草の匂い。
それもまた落ち着く…って、私かなり変態じゃない?
「あ、星野刑事!松田刑事に萩原刑事!」
「こんな所におったんやな。」
「あっ…名探偵の彼女さん、大丈夫なの?」
「私なら大丈夫です…って、その呼び方やめてくれません?」
「とにかく無事でよかった。」
「蘭、車の鍵を落としちまったみてぇだから、
ちょっくら捜してくる。」
「う、うん。」
「さぁ、コナン君も行くよ。」
「え、でも…。」
「もう離れちゃダメよ。」
「…はーい。」
渋々蘭ちゃんについてった探偵くんに名探偵さんはニヤリと笑って、
「じゃあな、コナン君!」
なんて手を振っていた。
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時