File123 ページ33
Youside
「ちょ、平次！どこ行くん！？」
「来い！降りるんはもうここだけや！！」
名探偵さんがそう言ってビルで唯一煙のない所だった。
それは屋上の一番端っこ部分。
「下りるって、どないして！？」
「ここにおるんや、和葉！ええな！！」
「ちよっ、平次！
ここから下りるって、嘘やろ…！？」
「お〜い！こっちはいつでもええぞ！」
「こっちもだ！時間がねぇ、一気に下ろすぞ。
服部達が下りたあとはすぐに星野刑事もだ！」
「わかってる。」
「和葉〜！」
「ホンマにここから…ちょっ！」
名探偵さんを被っていた野球帽をその彼女さんに深くかぶせた。
「これじゃあ前が見え…きゃっ！」
さらに彼女さんを肩に担ぎあげた名探偵。
「目ぇつぶってしっかりつかまっとけよ！」
「え、ちょっ、待ちいや＿＿＿」
「すまんな、先に下で待ってるわ。
星野刑事も早う降りてこいよ。」
「はいよ。」
メガネのガキはピンと張られたサスペンダーの三角ボタンを押す。
するとサスペンダーが伸びて、一気にあの二人が下に下りていく。
「きゃあー！！」
…うん、相当怖いだろうね。
「…うそ…！？
ガキ、避けんぞ！！」
「うわ、星野刑事…！？」
メガネのガキを抱き抱えてどうにか瓦礫に下敷きにならずにすんだ。
…でもやべぇ…唯一降りられる場所が、瓦礫で塞がれてしまった。
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます！ハロウィンの花嫁！わかりました！考えてみます！ (2022年5月18日 22時) (
レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます！ハロウィンの花嫁考えてみます！ (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2022年5月6日 18時
