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Youside
とにかく…爆発が収まっている今、
あの子ら達と合流して…!?
「…おい!名探偵とその彼女!!!」
「その呼び方やめろって言うてるやろ!」
廊下でばったりと会い、
名探偵がドアを閉めようとしていたが瓦礫が邪魔していた。
「どけ!
…くっそぉ!」
私が閉めようとした瞬間に、
ドアの向こう側が赤く光って強烈な爆風が押し寄せた。
「___!!
うわっ…!?」
「「星野刑事!!」」
「あっぶねぇ…間一髪だったな…
二人とも上だ!」
「「え!?」」
「下はもう煙でいっぱいだ…逃げるなら上しかない!」
上に向かってとにかくどう逃げるか考えていた。
私は逃げれなくても…どうにかしてこの子達だけでも逃がしたい。
屋上の扉を開けると屋上もほぼもう火の海。
「この屋上コンクリとちゃうんか…!?」
「…どうする…。」
屋上から下に降りるにもあのメガネのガキの道具がなきゃ、
怪我するだけだ。
まぁ多分今頃、あのガキもこの子らの居場所に気づいて…!?
「…見えた…!」
ガシャアァァン!!
「アレか!!
やっとお出ましか!」
名探偵さんがメガネのガキのサスペンダーを掴み、
転げ落ちたメガネのガキを引っ張る。
「服部!星野刑事!」
さすがだね…やっぱりこの子、ただ者じゃない。
そう思ったことは何度もあったが、
今度は確信に迫るかもしれないね。
高校生探偵の、工藤新一君。
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時