File121 ページ31
Youside
アナウンスが何度も繰り返し流れている廊下で三人で待機。
「和葉!すぐに非常階段に向かうんや、ええな!?」
「え!平次は!?」
「何が起こったか確認せな。
お前は先にここを出るんや!」
「ちよっ、平次!」
「俺達も確認しに行くぞ。」
「ああ…Aも非常階段に…「何言ってんの。」」
萩の言葉は大体予想出来た。
「わたしだって一応警察官なんだから、
確認するに決まってんでしょ!」
「「おい、A!」」
すぐに走ってとりあえず局内にいたスタッフさん達の会話を聞く。
「大変です!すぐに避難しましょう!」
「落ち着け。何があった?」
「ここを爆破すると脅迫があったそうです!」
「「(爆破…!?)」」
萩と陣平の顔が強ばっていた。
「何してんねん!早よ出な!」
「Aも行くぞ!」
「う、うん!」
陣平に手を引っ張られて局内を出た。
〈みなさん落ち着いて行動してください。
建物内の安全を確認するだけです。〉
「…ごめん、陣平!萩!」
「「A!?」」
「やっぱりあの高校生たち心配だから…
ドォォン!((爆破」
「…なに…!?」
「おい、A!」
_____________
Z.Matuda
非常階段を走っている途中、
Aが高校生らの事が心配だと言った瞬間に建物内が爆発し、
俺達が居た階段の天井部分が崩れAとは別々になった。
「A!大丈夫か!?」
「こっちは大丈夫!
陣平たちは外に出て!
私はどうにかしてあの子立ち見つけて脱出するから!」
「陣平ちゃん、Aを信じよう。」
「…あぁ、A。
絶ってぇ死ぬんじゃねぇぞ!!!」
「あったりめぇよ!」
萩と一緒に外に出てビルを萩と見上げる。
…だいぶやべぇことになってんな…A、
無事に戻ってこいよ。
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反町ゆうり(プロフ) - るるさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁!わかりました!考えてみます! (2022年5月18日 22時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
るる - とても面白い作品で、楽しく読ませてもらってます。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです。 (2022年5月18日 22時) (レス) @page50 id: 3da7b1202f (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - セレナさん» ありがとうございます!ハロウィンの花嫁考えてみます! (2022年5月18日 21時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 凄く楽しいです🥰続きが気になります。ハロウィンの花嫁を書いて欲しいです (2022年5月18日 21時) (レス) @page50 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月6日 18時