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Z.Matuda
先に上から飛び降りてきたのは外守のオッサンを抱えた諸伏。
Aが中々降りてこねぇ!
「アイツ何やってんだ!!」
「まさかA…死ぬつもりなんじゃ…。」
「んな事させねぇぞ!」
「危険だ陣平ちゃん!!
今あの部屋に戻っても火の海だよ!」
「だったらどうすんだ!!」
A、テメェ死にてぇとか思ってんじゃねぇぞ!
俺らはまた旗を広げて待機した。
数秒後にAは二階の部屋から飛び降りてきて無事に到着。
「…ッ…ゲホッゲホッ…!!」
「おいバカかテメェは!!
さっさと降りてこいっつってんだ!!
このバカA!!」
「…な、…何よっ!!
松田の馬鹿ッ!!」
「なんでお前らこんな時に喧嘩すんだよ…。」
「相変わらずだな…。」
心配かけさせんじゃねぇ、このバカA。
お前がまだあの時のことをトラウマに思ってるんだったら、
こっちが守ってやるよ。
「…心配すんな!!」
「…え?」
「テメェが死ぬようなことがあっても俺がそうさせねぇよ!
一生な!!」
「ま、松田…。」
「「「「(ほんとバカップル。)」」」」←
約束したんだよ、Aを守るってお前の両親とな。
だから命に変えても俺はアイツを守ってやる。
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月5日 7時