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File0-51 ページ5

Z.Matuda




先に上から飛び降りてきたのは外守のオッサンを抱えた諸伏。




Aが中々降りてこねぇ!




「アイツ何やってんだ!!」




「まさかA…死ぬつもりなんじゃ…。」




「んな事させねぇぞ!」




「危険だ陣平ちゃん!!




今あの部屋に戻っても火の海だよ!」




「だったらどうすんだ!!」




A、テメェ死にてぇとか思ってんじゃねぇぞ!




俺らはまた旗を広げて待機した。




数秒後にAは二階の部屋から飛び降りてきて無事に到着。




「…ッ…ゲホッゲホッ…!!」




「おいバカかテメェは!!




さっさと降りてこいっつってんだ!!




このバカA!!」




「…な、…何よっ!!




松田の馬鹿ッ!!」




「なんでお前らこんな時に喧嘩すんだよ…。」




「相変わらずだな…。」




心配かけさせんじゃねぇ、このバカA。




お前がまだあの時のことをトラウマに思ってるんだったら、




こっちが守ってやるよ。




「…心配すんな!!」




「…え?」




「テメェが死ぬようなことがあっても俺がそうさせねぇよ!





一生な!!」




「ま、松田…。」





「「「「(ほんとバカップル。)」」」」←




約束したんだよ、Aを守るってお前の両親とな。





だから命に変えても俺はアイツを守ってやる。

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年5月5日 7時

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