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┃⁠鬼殺鍛錬日記┃ ページ6

私は、修行の日々を記録し、悲鳴嶼さんに習ったことをいつでも繰り返せるよう日記を書くことにした




初日、こんなことを言われた




「…今から辿るのは険しい道だ……常に死と隣り合わせ、それは仲間も同じ。相当の覚悟と精神がなければやっていけない………鬼殺隊に女性隊員はいるが、やはり男より力が劣っている。それでもめげずにやっていけるか」




悲鳴嶼さんの言葉はごもっともで、私の心を震わせた

私は正直に、




『私は今までろくに運動していませんでしたが、心は強い自信があります。嫌なことは流して忘れ、前を向く。今、目の前にある変われる機会を逃したくないんです』




悲鳴嶼さんは私の言葉に頷いてくれ、その気合いがあるならいい。と言ってくれた

早速修行が始まった


外へ出て、初めての修行内容は…




「この岩を日が落ちる前に少しでも動かすことができたら次の段階に進もう。……もしできなかったら、孤児院へ出す。」





日が落ちる前に大岩を動かすというもの。
私の背丈より遥かに大きく、迫力がある

言葉を失ってしまったが、私はなにがあってもやると決めていた





『……わかりました。やります』




悲鳴嶼さんは驚いた顔をしたけど、それならということで街へ視察に行ってしまった

あとから聞いた話だが悲鳴嶼さんは鬼殺隊の“柱”という階級らしく、とても強いらしい
柱はいつだって忙しく、朝も昼も夜もほとんど家にいない



私は大岩に向き合い、体全体を使って岩を押してみた

だけどやっぱりびくともしない

今まで飯も犬の餌ほどしかもらえず、運動も睡眠も充分にできていなかったせいだ



それでも諦めるという考えは浮かばなかった





『っはぁ……はぁ……どうしたら………』




土まみれになりながらも、がむしゃらに岩に突撃した
それでもやっぱり岩は動かず。

このままでは拉致があかないと思った私は、今までの経験の中で役に立ちそうなものを思い返すことにした



……あの時、どうして私はあの鬼を殺せたのだろうか

非力で、無力な私がどうして…


そういえば、私はあの時血液が湧き出るくらい怒っていた気がする

あの顔を思い出して…





『うぅ…やっぱ苦い思い出だなこれは……でもなんだか凄く腹が立ってきた………すぅーっ
…………よしっ。もっかい』





大きく息を吸い、腰と足に力を入れて踏ん張った


あの顔を思い出し、怒りが湧いてきた
その怒りを岩にぶつけるようにしてとにかく押す

すると今までにないような力が出た





岩が5寸ほど動いた

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優衣(プロフ) - 後半食べ物の事ばっかりなの可愛い(ノ≧▽≦)ノ続き楽しみにしてます✨ (4月2日 11時) (レス) @page25 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!頑張ります(⁠ᗒ⁠ᗩ⁠ᗕ⁠) (4月1日 20時) (レス) @page24 id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんのお茶渋かったんだ🍵続き楽しみにしてます✨ (4月1日 18時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます(ToT)更新頻度低くて本当ごめんなさい😖なのにまだ見てくれてることが嬉しすぎて泣けてきます…アリガトウ!!! (3月11日 21時) (レス) id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎のまたね(⌒0⌒)/~~めっちゃ可愛い(ノ≧▽≦)ノ続き楽しみにしてます✨ (3月11日 21時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐那菊 | 作成日時:2023年9月22日 23時

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