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しばらく私のそわそわは収まらず、遂に時透君に気を使わせてしまった
「…君は君のしたいことしていいからね?僕のわがまま全部聞かなくていい」
『え?!あ、私したいことなんて無いし…
時透君のお願いを聞くのが私の役目だから!ごめんね、ちょっと……その…』
「ん?」
『えっと…なんて言えばいいんだろうな……』
「…まぁ、言いにくいなら言わなくてもいいけど」
『……』
うぅ…なんだか申し訳ない…
この気持ちは言葉にするのが難しいな
胸がモヤモヤしてもどかしい
少し気まずいし…
私がごにょごにょしているせいで気まずい空気を作ってしまった
どうせしばらく一緒にいるんだし、こういう時間は無い方がいい
私がこの状況を作ってしまったんだから私がなんとかしなきゃ
『……そうだ、今体調は平気そう?平気なら薬飲んでおこうか』
「うん」
『よし。じゃあちょっと起き上がれる?えーと確か、この袋に入ってるやつを…』
なんとか気まずい空気を変え、薬を飲む準備を始める
時透君が起き上がる間に錠剤の薬を出し、湯呑みにお茶をいれた
『この二粒分をお茶と一緒に飲み込んで
これを朝昼晩、飲むんだよ』
「…わかった。ありがとう」
『いえ!』
薬を口に入れ、お茶を喉へ通すその横顔を見ながら
もっと強くなって私がこの子を守りたいと思った
その日は夕ご飯ができるまで2人で過ごした
夕ご飯を食べてからはあまね様が時透君の世話をし、私は与えられた部屋で寝た
それから一週間ほど同じような時間を過ごした
でも、私の考えすぎかも知れないけれど、時透君の様子が日に日に冷たくなっていった
薬を飲む時、
ご飯を持っていった時も
雑談をしようとした時だって
私が構いすぎたのだろうかと不安になってくる
時透君がこうなってしまうのもしょうがない
本来、こうあるべきだったとも言える
彼は今混乱しているのだ
程よいぐらいに距離をおき、時透君の看病をする
それでいい。そうでないと嫌われてしまう
そう考えない日はない
そんな日々の中、
現在私は時透君の部屋にいるのだが──
『い、居ない……』
厠にも風呂にも居ない
薬を飲まないといけない時間だと言うのに。
外は雨が降っているし出れないはず
一体どこに行ったというのだ
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優衣(プロフ) - 後半食べ物の事ばっかりなの可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ続き楽しみにしてます✨ (4月2日 11時) (
レス) @page25 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!頑張ります(ᗒᗩᗕ) (4月1日 20時) (レス) @page24 id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんのお茶渋かったんだ🍵続き楽しみにしてます✨ (4月1日 18時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます(ToT)更新頻度低くて本当ごめんなさい😖なのにまだ見てくれてることが嬉しすぎて泣けてきます…ｱﾘｶﾞﾄｳ!!! (3月11日 21時) (レス) id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎のまたね(⌒0⌒)／~~めっちゃ可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ続き楽しみにしてます✨ (3月11日 21時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐那菊 | 作成日時：2023年9月22日 23時
