11歳の男の子 ページ11
久しぶりに来るなぁ…産屋敷家……
懐かしい感じ
「こちらに。」
『ありがとうございます』
綺麗な人…
お淑やかで素敵だなぁ…私もああなりたい
白髪の女性に部屋へ通される
入るとあのお館様が座っていた
「久しぶりだね、A。」
『ご無沙汰しております。…………っ………心からご健康をお祈り申し上げます。…どうぞご自愛ください。』
「ありがとう。そこに座るといいよ」
『はい。失礼します』
前に会った時より額の変色した皮膚の面積が増えてた…大丈夫なのだろうか……
緊張する…なに言われるんだろう
……もしかして岩の呼吸継げなかったことを…
「元気そうで良かった。もらった手紙は読んだよ。返事が遅くなってごめんね
…行冥から聞いたよ。Aは成長が早いらしいね。剣技の才能も。身長はどのくらい伸びたのかな
もう私の目は使えなくなってしまってね。Aの成長をこの目で見れたら良かったんだけど」
『そんな…!お館様………
………私は以前より
「そうか。3寸も
大きくなったねA。Aはこれからもっと成長していくだろうね。見守るのが楽しいよ
それでどうだい?行冥の稽古にはついていけているだろうか」
『あっ…その事ですが……私には岩の呼吸を継げませんでした。教えてもらっても呼吸音が違うものになってしまったり、筋力が足りなかったりしました。…すみません』
「ああ、それは知っているよ。行冥から聞いていた
謝ることじゃないよ。呼吸が枝分かれするのはよくあることだ
その呼吸がAに合っているということなんだよ。もっと誇りを持っていいんだ。
誰にだって向き不向きはある」
『し、知っていたんですね…
………はい。ありがとうございます。私にあっているということならばこの道を極めていきたいと思います』
「うん。それがAにとって一番いいだろうね。……さて、そろそろ本題に入ろうか。つい長話してしまったね
まずは部屋を変えよう」
『わかりました』
まだ本題に入ってなかったんだ…
てっきり岩の呼吸のことを言われると思ってたな…というか知ってたなんて…驚き
立ち上がり、部屋を出る
廊下にはさっきの白髪の女性がいて、部屋を案内してくれた
通された部屋には一人の男の子が眠っていた
包帯だらけで痛々しい
なんだかその眠った顔が以前の私を見ている気分だった
「こっちへおいで。君達は年も近いからすぐ仲良くなれるだろうね」
『……仲良く…』
お館様の隣に座り様子を眺める
20分ほど経ったら、目を開いた
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優衣(プロフ) - 後半食べ物の事ばっかりなの可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ続き楽しみにしてます✨ (4月2日 11時) (
レス) @page25 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!頑張ります(ᗒᗩᗕ) (4月1日 20時) (レス) @page24 id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんのお茶渋かったんだ🍵続き楽しみにしてます✨ (4月1日 18時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
こなき(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます(ToT)更新頻度低くて本当ごめんなさい😖なのにまだ見てくれてることが嬉しすぎて泣けてきます…ｱﾘｶﾞﾄｳ!!! (3月11日 21時) (レス) id: cb4088d2da (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎のまたね(⌒0⌒)／~~めっちゃ可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ続き楽しみにしてます✨ (3月11日 21時) (レス) @page24 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐那菊 | 作成日時：2023年9月22日 23時
