44話 『猛獣』 ページ45
ジャック「かっかっ!銀ピカ野郎は何位だったんだ?」
ノゼル「黙れ、一度上に行ったからといって調子に乗るな…」
ジャック達が来たのは団長達が呑んでいるBARだ。Aはジャックの付き添いで一緒に来ている。
ヤミ「ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ、万年最下位にぶち抜かれるのはどんな気持ちかな?」
ヤミもノゼル達を挑発するような言い方をしている。万年最下位がいきなり上位にきたんだ。誰が予想するだろうか。
貴「嬉しいです、きっと…翠緑の蟷螂団の評価も上がりますよね」
少しでも翠緑の蟷螂団の評価が変わってくれたAは嬉しい。ジャック本人も自分の団が上位に上がったのは嬉しい。
ヤミ「まぁ、ほぼ嬢ちゃんのおかげだからな…縦長野郎は何もしてません」
ジャック「あ?んだと、ヤミ…てめぇから裂かれてぇか?」
貴「だ、だめですよ!」
ジャックとヤミの間に入り喧嘩を止めるA。ノゼルは呆れている店を出て行ってしまった。
？「一度、上位に来ただけでだいぶ浮かれているな…」
入ってきたの『紅蓮の獅子王』新団長の"メレオレオナ・ヴァーミリオンだった。何故か、アスタとユノが炎の手で掴まれている。
貴「?…えっと、メレオレオナ団長?」
メレオレオナ「…貴様もだ」
すると、アスタと同じようにAの頭をわしずかみにされた。
ジャック「おい、何してんだ!」
メレオレオナ「貴様も」
ジャックがメレオレオナに突っかかると同じように頭をわしずかみにされてしまった。
ヤミ「縦長野郎捕まってやんのー」
メレオレオナ「貴様も」
ヤミに同様に頭をわしずかみにされてしまい、足がプラーンとなってしまっている。
貴「こ、これは一体」
ジャック「離しやがれ!!」
ヤミ「俺ら、ブドウみたいだな」
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作者名：唐墨 x他1人 | 作成日時：2018年9月26日 0時
