26話 ページ27
ヤミ達の変わりに援軍で来てくれたの3人の団長が変わりに戦ってくれている。こんな戦い見たことがない…何が起こっているのかよく分からない。
ヤミ「よし…フィンラル!空間魔法出せ」
フィンラル「帰るんですね!!そうしましょう!ここはあの人達に任せてさっさと…」
フィンラルは帰れると思っていたようだが、ヤミはニヤリと笑っている。帰るつもりは微塵もないようだ。
貴「フィンラルさん、私も飛ばしてください!」
ヤミ「ダメだ、ここは魔法騎士団長に任せなさい」
Aも共にケリをつけようとしたのだが、ヤミに止められてしまった。あそこまで弱らせたんだ、このまま、みすみす逃がす訳にはいかない。
貴「…」
砂煙で何が怒っているか分からないが、魔力の位置で大体の場所は予測できる。
アスタ「うぉぉ!!」
なんとアスタが砂煙の中を1人で突っ走って行ってしまった。魔力の無いアスタを感知することは出来ない。
貴「アスタさん!…どうしよう…」
フィンラル「大丈夫ですよ!Aさん!ウチは泣く子も黙る黒の暴牛ですよ!!」
フィンラルは心配しているAを励ます為にAの手を握り目を合わせて話してくれている。
ジャック「オイ、ゴラァ!!てめぇ!!人の"モン"に何触ってんだ!!!」
フィンラル「うわぁぁ!?!?」
何故かジャックはフィンラルに向かって自身の魔法である裂断魔法をぶち込んだ。
貴「だ、団長!?」
フィンラル「こぇぇぇ!!!」
フィンラルは目には涙が滝のように溢れている。相当怖かったのだろう。Aには当たらないようにぶつけたので、フィンラルだけが危険な目にあってしまった。
ヤミ「フィンラル!開けろ」
フィンラル「わかりましたよ!開ければいいんでしょ!!」
フィンラルは言われるがまま空間魔法を使いヤミを"三魔眼"の頭首の近くに移動させた。
リヒト「君ならそう来ると思ったよ…」
フィンラル「!?カウンター!まずい!」
ヤミ自身は空中にいるので止まることは出来ない。このままだと自身の魔法が跳ね返ってきてしまう。
ヤミ「…俺は、魔力のねぇバカを信じさせてもらったぜ!」
砂煙の中からアスタがやって来た。魔力が無いから誰もアスタがどこにいるか分からなかったのだ。
アスタ「諦めないのが…俺の魔法だ!!!」
そのままアスタは反魔法を纏っている刀で思いっきり青年をぶん殴った。地面に叩きつけられた青年はピクリとも動かない。
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作者名:唐墨 x他1人 | 作成日時:2018年9月26日 0時