喧嘩しないで猛さん！【今日から俺は】

36 ページ38

Aside



貴「相良さん、三橋くん…これは一体…」



何故か私の両脇に相良さんと三橋くんが私の腕をガシッとホールドしながら歩いている。何か拘束されたみたい←




相「アイツが離せばいいんだ…オイ、三橋…鳥井さんから離れろ」




三「特大ブーメランだわ!お前が離せ！バカ犬！」




2人共ｷﾞｬｰｷﾞｬｰと暴言を言っている…仲良くしましょうよー




伊「Aちゃん…大変だね」




貴「伊藤さんー！」



伊藤さんがトコトコと私の後ろを歩いて私のことを心配してくれた。



貴「い、一旦離してください！」




相/三「「…ヘーイ」」




私が言うと2人は渋々ホールドを外してはなれてくれた。そんな顔をしないでくださいよ…




貴「何処か行きますか？」




三「Aちゃんのお宅訪…相「アホかてめぇ！！」…んだとゴラァ!!」




三橋くんが何か言いかけた時に相良さんが言ったので、何を言いたかったのか私には聞き取れなかった





貴「喧嘩はダメですよ！」




三「Aちゃーん!コイツがいじめるよー！」





三橋くんが素早く私の後ろに隠れて相良さんを指さした…えぇ？三橋くんも相良さんに何か言ってませんか？




相「ちがっ！…コイツも言ってんだぜ？…」






貴「2人共…仲良くしましょう？ね？」




私は相良さんと三橋くんを向かい合わせにして仲良くしましょうと2人に言った





三「コイツと仲良くするなんてゴリラとハグするぐらいキツイものがある…」




相「こっちだって願い下げだ!クズ野郎!」





二人ともどうしてこんなに仲が悪いんですか？…そんな喧嘩しないでくださいよー





貴「伊藤さん…私にはもうどうすることも出来ません…」





伊藤さんに手の打ちどころがないと説明した。伊藤さんなら何とかしてくれるかな？





伊「俺に任せてAちゃん」



伊藤さんが口喧嘩している2人に近づきコソコソと何かを言っている…何かな？





三「僕もう喧嘩しませーん！Aちゃん、俺喧嘩しないよー」




相「…鳥井さんが言うならな…」ﾎﾞｿｯ




三橋くんは手をピーンと挙げて喧嘩しないー！っと宣言してくれた、相良さんも同じで喧嘩しないよね？





貴「伊藤さんスゴいです！」ｷﾗｷﾗ





伊「ﾊﾊｯ…Aちゃんパワーだね」





伊藤さんが2人に何を言ったのか分からないけど…とりあえず話が出来る状態になってからよかった…

37→←作者からのお願い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す