308*『おーたにしょーへー*2』 ページ8
大谷side
被ってない人もいるもんだなと思いながら挨拶回り。
21「こんにちは！清宮幸太郎です」
A17「こんにちは、大谷翔平です」
『あ、2人被ってないんだ…』
21「でも俺が入寮したとき隣のお部屋でした」
『あぁ！翔平くん、清宮幸太郎覚えてます？』
A17「当たり前でしょ」
『だって。キヨちゃんよかったね』
21「ありがとうございます！」
A17「頑張ってね」
21「はいっ！」
ちょっとしたら、練習が始まる。
僕はAちゃんと一平さんを置いて近藤さんの隣に立つ。
8「なんだよw」
A17「特に？」
8「やりづれーw」
また2人のもとへ戻る。
『半袖いーなぁ』
A17「ちょっと肌寒いよ。Aちゃんは半袖にならないの？」
『朝、半袖で出ようとしたら、宮さんと大将に捕まって、“女の子なんやから体冷やすな”って言われて…』
A17「そうだね、暖かくしないと。っていうか、僕ちょっと寒い。暖めて〜！」
後ろからAちゃんに抱きつく。
『ちょ、翔平くん、みんな見てる』
A17「みんな見てないとこがいーの？」
『それもっと問題。ファンとか報道陣の前！』
A17「いーじゃん。Aちゃんにはそんな気持ちないんだから。僕にはあるけど」
『それも問題。っていうか翔平くん心拍数速くない？』
A17「…うるさい」
僕の心臓も十分うるさい…
A17「見て見て、大基がめっちゃ睨んでるw」
『本当だw』
7「翔平ー！Aちゃんを離せー！」
遥さんが遠くから叫ぶ。
僕はより強くAちゃんを抱き締める。
ファン「キャー」
大基の目がこわいw
『あ、翔平くん』
A17「ん？」
下を見ると僕を見上げるAちゃん。ヤバイ。可愛すぎる←
『自転車、持ち帰れないんですよ』
A17「僕の家に置いときなよ」
『ありがとうございます♪』
うん。可愛い。←
しばらく見たあと、帰る時間になる。
『翔平くん…』
A17「そんな悲しい顔しないでよ、期待しちゃうじゃん…ズルいよ」
そんな気ないくせに。大基しか見てないのにね。
A17「…おいで？」
試しに両手を広げる。
『(ぎゅっ)』
A17「え？」
まさかのハグ。わかっているけど勘違いしちゃうよ…
『…翔平くん、ありがと。…また会えるかな』
A17「自転車届けて？」
『(こくん)』
A17「じゃあ失礼しましたー」
「またねー」
「バイバーイ」
「頑張れよー」
A17「Aちゃん、俺ね、やっぱりまだAちゃんのこと大好きだよ」
『・・・』
A17「だから、幸せになるんだよ？」
『はいっ！』
この子の笑顔が見られるなら何でもしたいなぁ…
見ててね、僕の大好きなAちゃん…
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優姫(プロフ) - 蛍兎さんありがとうございます！岡本選手はまだお若いので驚きました(笑)他球団選手には疎い者で…こんな作者ですが、これからも『砂時計〜僕らの時間〜』をよろしくお願いします！ (2019年3月16日 22時) (
レス) id: 4cd73a8a76 (このIDを非表示/違反報告)
蛍兎(プロフ) - こんばんは！G岡本選手は既婚者です (2019年3月16日 21時) (レス) id: 49bf26441a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優姫 | 作成日時：2019年2月10日 16時
