319*『バレンタイン*本命』 ページ19
Aside
食後、大基の部屋の前に来た。
ーコンコン
26「はーい。あ、A！入って入って」
『ん、ちょっと待ってね』
私はクルッと廊下を向く。
『遥さん、大将、宮さん、他数名。そんなとこで盗み聞きしてないで、早く部屋に戻ってくださーい』
7「チッ！ばれたか！」
影からでてきた数名。ばれたもなんも、つけてたのもバレバレですw
6「おやすみ」
『おやすみなさい』
ようやく観衆(？)がいなくなって、私は大基の部屋に入る。
ーガチャン
26「(ぎゅっ)」
扉が閉まったと同時に抱きしめられる。
26「…A、」
『ん？』
26「へへっ」
『呼んだだけ？』
26「呼ばずにはいられなくなった。嫌？」
『んーん。大基、』
26「ん？」
『んふふwはい。これ、』
26「ん！ありがと！」
ちょっと特別なチョコを上げる。みんなには、チョコをかけたりした、クッキーだったけど、これは、チョコ。
ちょっと凝っちゃったw
26「おいしそう」
『大事な時期だから、あんまり甘さはない。ビターだね』
26「ありがと。あー、やばい！」
『ん？』
26「幸せすぎる」
『私も。』
26「こんなの、漫画とか、ドラマで言うことかもしれないけど、大好き。愛してる」
『んふ、ありがと』
普通、そんなこと言われたら重いよね。私もそう思ってた。
だけど、大基に言われて、こんなに嬉しいのは何でだろう？
大基を見れば、照れくさそうに、はにかんでいた。
その表情が愛しくて、私は少し背伸びをする。
『んっ』
そして、そっと唇を重ねる。
26「…急にはダメ。ズルいじゃん」
優しく頭を撫でる、大基の大きな手。
『嫌だった？』
26「嬉しかった。Aからのキスは珍しいね」
『たまには。ね？』
26「自分からキスして、そんなに顔赤くしないでよ。反則＿」
そして、次は大基から、唇を重ねてくる。
『んっ…』
26「そんな声出さないでよ。色気ヤバいから」
『無理だよ。嫌？』
26「違う。キス、したくなっちゃうじゃん…辞められない」
『んふふ』
26「他の男の前でそんな声出さないでね」
『他の男にキスされないからw』
26「Aにキスしたらぶん殴る」
『大基以外は嫌だな。大基がいい』
26「…誘ってんの？」
『違っ……んっ…』
26「へへっ」
悪戯っぽく笑う大基。
…やっぱり誰よりもかっこいいな。
来年も、再来年も、ずっとずっと、大基に本命を渡し続けたいな…
***
バレンタインなんかとっくに終わりましたね(笑)
昨日は更新できなくてごめんなさい。
私も北海道ですが、北海道の皆さん昨日は大丈夫でしたか？
落ち着いて行動しましょうね
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優姫(プロフ) - 蛍兎さんありがとうございます！岡本選手はまだお若いので驚きました(笑)他球団選手には疎い者で…こんな作者ですが、これからも『砂時計〜僕らの時間〜』をよろしくお願いします！ (2019年3月16日 22時) (
レス) id: 4cd73a8a76 (このIDを非表示/違反報告)
蛍兎(プロフ) - こんばんは！G岡本選手は既婚者です (2019年3月16日 21時) (レス) id: 49bf26441a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優姫 | 作成日時：2019年2月10日 16時
