276*『キャッチャーの絆』 ページ26
淺間side
『亮さん！まだまだ〜！』
68「うがーっ！キッツ！」
『うるさぁい』
68「ひっど」
『しーっ！』
68「…はい。」
えー…今、どういった状況かと言いますと、石川亮さんがAにトレーニングを手伝ってもらってます。
68「ね、ね、もう10回やった！」
『68回やらなきゃ！』
68「無理っ！」
『って言いつつやってるじゃないですか(笑)』
68「辞めるタイミング逃した！」
『亮さん、』
68「ん？」
『私も疲れました』
68「じゃあ辞めようよ」
『仕方ないなぁ』
ようやく終わったトレーニング。
トレーニング器具の上でぐったりする亮さん。
『亮さん。次、大基やるんで、よけてください』
68「動けないんだけど…」
『はーやーくー』
68「鬼っ！ね、ね、抱っこして！」
『…アホなんですか？』
68「もー！」
渋々自分で歩く亮さんw
『よし、大基もやろっか』
26「よろしく」
68「Aちゃん、水ちょーだい！」
『自分でやってくださーい』
68「ちょっと！」
H28「Aちゃん、そこにある俺のタオル取ってもらっていい？」
『はぁい』
68「対応の差よ！」
ワーワー騒ぐ亮さんと華麗にかわすAw
そして俺のトレーニングも終わり、帰り道。
26「Aと亮さんってそんなに仲良かったんすね」
隣で色んな球団のストラップやらなんやらが付いたリュックを背負ったAとその横にいる亮さんに話す。
68「嫉妬かぁ？」
26「違います」
『間違っても亮さんとはそーゆー関係にはならないよ』
68「“間違っても”って何だよwまぁそうだけどw」
『ほらね？』
26「ふーん」
ちょっと、ほっとしたり(笑)
『キャッチャーだから、結構話すんだよね。優心とかも』
26「鶴さんは？」
『まとめ役ね。私達3人だったら大変なことになるからw』
68「俺と優心だったらもっと大変なことになる」
『ボケ&ボケですからねwでも、私キャッチャーじゃなかったら亮さんと話さなかったと思う』
68「俺キャッチャーじゃなかったら影からAちゃんを見て、恋してたと思う」
俺はAを自分の方に引っ張った。
『影からw絶対嫌だw』
なんかズレてるよな？(笑)
68「良いの？好かれるのは？」
『嫌われるよりは…』
26「キャッチャーだったら好きにならないんスカ？」
68「うん。妹みたいだからね」
『お兄ちゃん多すぎ！w』
亮さんとAがキャッチャーで良かったw
26「キャッチャーの絆っすね？」
68「キャずな」
『何ですか？それ、』
68「“キャ”ッチャー+き“ずな"=キャずな」
『予想以上に、くだらなかった…』
ドンマイ？www
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作者名：優姫 | 作成日時：2018年12月28日 23時
