268*『起きて！』 ページ18
Aside
朝早く。徳之島に行くために荷物を持って廊下に出たら・・・
『裕涼くん。おはよう』
64「お姉ちゃん。おはようございます」
丁寧に挨拶をしてくれたのは田宮裕涼くん。
輝星くんの部屋の前に立ってる。
『輝星くん起こすの？』
64「はい！」
『裕涼くんは朝強いの？』
64「弱いです」
『あ、そうなの？w』
64「はい(笑)お姉ちゃんは朝強いですか？」
『目覚めはいい方だと思うけど、目覚めてから頭が回転するのに時間がかかる。らしい』
64「どのぐらいかかるんですか？」
『1時間ぐらい？だから、7時に食堂行こうと思ったら6時には起きてる』
64「二度寝はしますか？」
『あんまりしないかな？』
64「いいなぁ。あ、どこか行くんですか？」
私の荷物を見る裕涼くん。
『今日から徳之島に行くの』
64「え、これからですか？」
『そういう訳です(笑)』
64「夜逃げかと思いました」
へにゃっと笑う裕涼くん。
かっわいい♡
朝だから“夜”逃げではないけど(笑)
64「あ、輝星起こして行きますか？」
『いいの？w』
64「はい。お姉ちゃんに起こしてもらったら輝星も嬉しいと思います」
『裕涼くんに起こしてもらっても嬉しいと思うけど(笑)』
64「そんなことないですよ(笑)行きましょ。あ、時間大丈夫ですか？」
『大丈夫』
さすがキャッチャー(？)。よく気が利く。
と、思いながら輝星くんの部屋に入る。
ベットでぐっすり寝てる輝星くん。
『可愛い(小声)』
64「2018年の甲子園のスーパースターの素顔です(小声)」
『ずっと、見てたいけど、起こしちゃうよ？(小声)』
64「はい(小声)」
ひそひそと怪しいなぁ。←
『輝星くん、おはよう』
18「ん・・・」
くるんと反対方向を向く輝星くん。
『輝星くーん(笑)』
18「ぁーぃ・・・zzz」
全然起きないじゃん(笑)
『こーせい、起きて！』
ほっぺたを両手で包む。
18「んんん・・裕涼？」
よっしゃ起きた。
18「・・・Aちゃん？」
『おはよう』
18「・・・おはよーございましゅ」
“ましゅ”ってwww
上半身を起こす輝星くん。
64「輝星、おはよ〜」
18「ぉはよ〜」
眠そうwww
『裕涼くんも輝星くんも怪我しないように今日も頑張ってね』
64「はい！」
18「はい」
ワンテンポ遅い輝星くん(笑)
『じゃあ、いってきます』
18「どこいくんですか？」
『徳之島だよ』
18「ほへ？」
かわいすぎるでしょ(笑)
『いってきます』
64「いってらっしゃい」
18「いってらっしゃい」
徳之島に出発です！
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作者名：優姫 | 作成日時：2018年12月28日 23時
