海～これはあなたとの運命の出会い～ (ページ4)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:3,638 hit

海:大倉side ページ4

丸「ほな、たっちょんまた明日な！」

『おう』

今日も学校が終わる。

よし、海行くか。

俺は制服のまま、前あのギター少年(？)がいた砂浜へ向かう。

なんや、制服で海て漫画みたいやな

ボォォォボォォォ(風の音)

うわぁ風強いな。これじゃ歌聞けへんやん

こんな風強い時に普通、海なんて行かんか。

今日は諦めよ (((

┈┈┈ん？楽譜？┈┈┈┈

足元に楽譜が風に吹かれてきた。

3枚も、4枚も。

？「うわぁぁぁあ！！待ってやぁぁぁ！」

さっきまでここらへんに人こーへんかったのに…

『待ってや』って楽譜のこと？

まぁ、とりあえず拾っとくか

全部、拾って顔をあげた

？「あぁぁ、ほんますみません！これ僕のです！ありがとうございます！」

『っっっあ！！！』

？「どうされました？？？」

『？！あ、すいません。、、、あっ、どうぞ』

？「ほんますみませんでした！ありがとうございます。この楽譜、すごく大切なものなんです。なんかお詫びできませんか？？」

『いやいや、お詫びなんて、そんな…大したことしてませんから。大丈夫ですよ。』

？「ほんまですか？」

『はい。じゃあ僕は、失礼します。』

俺は、後ろを向いてゆっくり歩いた。

あれって、ギター少年よな、、、？

俺はまた振り返って大声で言った。

『歌聞かせてください！！』

こんな大っきい声出したん何年振り？