2長編になりそうなネタの冒頭を書いてみた【色々詰め】 (ページ10)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:16,146 hit

・ページ10

「は！？あれ、お前の姉ちゃんなのか！？」

「めろり〜ん！めちゃめちゃ美人じゃねぇか！うらやましいなこのやろう！」

天竜人が去った後、街並みは活気を取り戻した。

Aに蹴飛ばされた男二人は病院へと向かうことになったが、命に別状がなかったことが唯一の救いだ。

「A姉ちゃんはすげぇ強くて、かっこよくて、エースやサボみたいに俺の憧れだったんだ…それなのに」

ダァァンッッ！！

地面に拳を叩きつける。

「ある日突然、“やりたいことがある”って言って俺たちのもとを去ったんだ。どうしてるかは分からなかったけど、元気でやってると思ってた！！」

「落ち着けルフィ！」

「落ち着けねぇ！！Aを問いただす！！」、

Aが自分の意思で天竜人のボディーガードなんてしてる訳がねぇ！きっと操られてるか脅されてるんだ！

そう叫んで怒るルフィから離れたところで、ロビンは1人考察をしていた。

(最初に壁まで蹴飛ばされたドレイの男。もし遠くまで移動させられていなかったら…きっと銃弾の雨を浴びて、蹴られるよりもダメージが大きくなっていたに違いない)

(それに男の両膝も医者が診察してみて“綺麗に折られているから治った時は今より丈夫になってるかも”と話しているのが聞こえた)

「まさか、ね」

偶然かもしれない。
自分の推測を悪戯にルフィに伝えるのも良くないだろう。
そう判断したロビンは“Aという人物は実は善人”という考えを自分の胸に仕舞い込んだ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

以下、設定

【夢主】
(名字)＝A

【年齢】
サボとエースと同じ歳もしくは1.2歳上。

【能力】
覇気(特に見聞色が得意)、六式

【過去】
幼い頃、4人で一緒に東の海で暮らしていて盃で兄弟の契りを交わす。
その後、『やりたいことがある』と書き置きを残して3人の元を去った。

【目的】
彼女の目的は全ての人が笑顔で幸せに暮らすこと。そのためにもこの世界政府の仕組みから変えていかないといけないと考え、天竜人の懐に潜り込む。
類稀なる人心掌握術で天竜人を懐柔していった。
天竜人に殺されそうな人を見つけたら理由をつけて助けている。ちょこちょことドレイの解放もおこなっている。

しかし表向きはあくまで天竜人の味方。何処から情報が漏れるかも分からないため、本当の目的は誰にも言っていない。例え兄弟でも言うつもりはない。