2長編になりそうなネタの冒頭を書いてみた【色々詰め】 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:16,150 hit

・ページ6

全員が上を向くと、屋根の上に1人の女が座っていた。
いや、女というにはあまりにも幼い。少女だ。
セーラー服を着た少女が座って足をぶらぶらと揺らしていた。

「…おい、承太郎。あれ君の学校の制服じゃないのか？」

「………。」

花京院が尋ねるが、承太郎は答えない。
驚いた様子でその少女をジッと見ている。

『空条君は私のことなんて知らないでしょ。だって話したことないもん』

一応同じクラスなんだよ私達。そうだ！せっかくだし自己紹介しようか！

そう言って少女は笑顔を浮かべる。

純粋な笑顔のような、それでいてどす黒い悪が滲み出ているような
そんな不気味な笑顔だった。

「3年B組AA。君の席の斜め前に座ってるよ」

もう学校では会わないだろうけど、よろしくね！

次の瞬間、ブアッと強い突風が巻き上がる。

砂煙が上がり思わず目を瞑ろうとした承太郎の瞳に、少女の額にもう見慣れたDIOの肉の芽がくっついているのがはっきりと映った。

「……やれやれだぜ」

＿＿＿

ジョジョ3部

夢主設定
・日本人
・高校3年生
・承太郎と同じ高校。生まれつきスタンド能力を持っている
・承太郎のことは知ってるが、関わる理由もないので話したことはない
・スタンドのことは秘密にしていたが、何故かDIOの手下にバレ戦いの末、肉の芽を植えられることになってしまった
→承太郎に勝負を挑み敗れ、肉の芽を抜かれて仲間になる。

スタンド能力
「ウィンドブラスト」
風を操る
破壊力C スピードB 射程距離B
持続力C 精密動作性D 成長性C
・カマイタチをくりだしたり、風を起こして船のスピードを上げたり、竜巻を起こして人や物を空中に巻き上げることができる。

ちなみに、承太郎は夢主のことは一応知ってる。

といっても恋愛感情としてではなく「こいつはキャーキャーうるさくなくて楽だな」というくらいの認識。

まさかスタンド使いだったとは思わなかったので、とても驚いた。

この後、承太郎や花京院と打ち解けてわちゃわちゃしながら旅を続けていく展開。ついでに花京院も救済する。

おしまい