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エースさんに壁ドンされているこの状況。
どう説明すればいいのか。
向こうが無理に迫ってきた、とでも言い訳をすればいいのだろうか。…いや、そんなことして何になる。クロコダイルさんは私のことを何とも思ってない。
私のこの恋心を気付かれたら、きっと面倒くさがられる。
そんなことを頭の中でグルグルと考えてるうちに、先にエースさんが口を開いた。
「そうか。お前、今クロコダイルの船に乗ってんだっけか」
エースさんはそう言うと、私から離れてクロコダイルさんと向き直った。目線は真っ直ぐクロコダイル さんを見つめている。
何を、するつもり。
クロコダイルさんに被害が及ぶなら、私は自分の身を挺してでも彼を守らなければいけない。そう思って能力の傘を出現させる。
スウッとエースさんが息を吸った。……っ動く！
「お父さん！Aさんを僕にください！」
ガクッと力が抜けた。
ク、クロコダイルさんに対してなんて恐れ多いことを！
「誰が父親だ」
『ですよね！まったくもってその通りですね！エースさん、別にクロコダイル さんは私のボスであって保護者というわけではないですからね！？』
「俺の血を引いた娘だったら、もっと利口なはずだ」
『おおっとそう来ましたか！間接的なダメージで私の精神ポイントが5減少しました！』
どうせ私は馬鹿ですよー。
何だか故郷の島にいる本物のお父さんに、申し訳ない気分になってきた。
「ボス！Aさんをください！」
「テメェのボスになったつもりはねぇ」
「えー、じゃあワニ！」
「テメェ！麦わらから余計なこと聞いただろ！」
そういえば、ルフィさんとかドフラミンゴさんはクロコダイルさんのこと鰐って呼んでいたな。
そんなことを考えるのと同時に、やはりクロコダイルさんは私のことなんて何とも思っていないということに気付かされて胸が痛くなる。
この恋心は隠した上で、彼のもとにいると決めたはずなのに。
私って弱いなぁと心の中で笑っていると、クロコダイルさんが私に話しかけてきた。
「…テメェはどうしたい？」
『えっ、わ、私は』
クロコダイルさんのそばにいたい。
そう即答したかったが、あることが気がかりで口をつぐむ。私はダズさんみたいに彼の役に全然立ててない。迷惑ばかりかけてる。
挙げ句の果てには仕えるべき主人に、無謀にも恋をして。
このままじゃ、いつか捨てられる。
それならいっそ
自分から。
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あ - あああああああああああああああああ好きぃぃぃぃぃっぃいっぃっぃいっぃぃ最高クロコダイル様紳士でお色気に溢れすぎていますわいやん破廉恥ぃぃx (3月5日 0時) (
レス) @page41 id: 50db911cde (このIDを非表示/違反報告)
アキ - イチロウくん絶対中二病やなw (11月14日 18時) (レス) @page14 id: d5b2e4b4ca (このIDを非表示/違反報告)
おはよ - わわわわわ神です好きです〜もっとクロコダイル様好きになりました〜 (2023年3月18日 22時) (レス) @page48 id: d4f6705fb9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あい(プロフ) - めちゃくちゃ本当にすごくわたし本当に礼さんの小説大好きです……😭😭なぜ！！！もっと早く出会わなかった……！！礼さんの別作品から辿ってきました……、もうほんと最高です‼️幸せをありがとうございます!!!! (2023年2月11日 21時) (レス) @page47 id: caff2e3186 (このIDを非表示/違反報告)
くるみるく - 完結おめでとうございます！最高でした！甘々だぁ……！ (2022年9月14日 11時) (レス) @page48 id: 89fb78aa91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼
| 作成日時：2019年8月11日 15時
