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「嬢ちゃん、これも美味いから食べてみろよ」
「Aちゃん、おかわりのジュース持ってきたぜ。ほら飲みな」
私の周りを白ひげ海賊団の方が囲んで、料理やらお菓子やらを差し出してくれる。
これは一体どういう状況なんだ。
白ひげさんにお礼を言われて、あまりの衝撃に思わず泣いてしまって。
やっと感情が落ち着いて泣き止んだら、既にこの状況が出来上がっていた。
「はは、こんなむさ苦しい野郎共に世話焼かれても嬉かないだろうが。まぁ、好きにさせてやってはくれねぇか？」
そう言って、ある人物が私の頭をポンポンと撫でる。
白ひげ海賊団16番隊長イゾウさん。
何故、私はこの人の足の間に座っているんだ。
「お前が1番好き勝手やってるよい」
「マルコか。いやぁ、妹がいたらこんな感じかと思ってよ」
「ま、わからんでもないよい」
こんな美人な兄がいたら、私の心臓がもたないと思う。
それにイゾウさんにもし妹がいたとしたら、それはもうめちゃくちゃに可愛いと思う。私では完全に役不足ですよお兄ちゃん！！
頭がキャパオーバーしていて半分現実逃避していたが、次の瞬間大きな声が響き渡り、意識をグッと現実に戻された。
「お前ら！そっから離れろ！Aが困ってんだろ！！」
エースさんだ。
両手と口に肉を咥えて立っている。
めちゃくちゃ宴をエンジョイしてんな
「よぅ、エース。随分と遅かったじゃないか」
「よぅ！じゃねぇよ！！俺が食ってる間に何してるんだよ」
「何って、花を愛でてたんだよ」
そう言うとイゾウさんは流暢に続けた
俺の出身のワノ国には“花より団子”ってことわざがあってねぇ。風流より実利のほうをとることをいうんだ。お前が目先のご馳走に飛びついたようにな。
「俺は団子よりAちゃんっていう花を眺めてる方がよっぽど良い」
『あっあばばばば』
何ですかその笑顔は！
美しすぎやしませんか！もしやあなたもメロメロの実の能力者なんですか！
その笑顔さえあれば幼女から老婆まで、はたまた男まで虜にできると思いますよ。…ホモォ。
あっ、私は決して腐っているわけでは。性に関して寛容な人間でありたいだけです。はい。
「とにかく！お前らはもうAと結構話しただろ！あとは俺が話す！」
「はは、わかったわかった。可愛い末っ子に譲ってやるよ」
そう言うとイゾウさんは猫を抱えるように、私をエースさんにヒョイっと差し出した。
うん、もう突っ込むのは諦めよう。
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あ - あああああああああああああああああ好きぃぃぃぃぃっぃいっぃっぃいっぃぃ最高クロコダイル様紳士でお色気に溢れすぎていますわいやん破廉恥ぃぃx (3月5日 0時) (
レス) @page41 id: 50db911cde (このIDを非表示/違反報告)
アキ - イチロウくん絶対中二病やなw (11月14日 18時) (レス) @page14 id: d5b2e4b4ca (このIDを非表示/違反報告)
おはよ - わわわわわ神です好きです〜もっとクロコダイル様好きになりました〜 (2023年3月18日 22時) (レス) @page48 id: d4f6705fb9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あい(プロフ) - めちゃくちゃ本当にすごくわたし本当に礼さんの小説大好きです……😭😭なぜ！！！もっと早く出会わなかった……！！礼さんの別作品から辿ってきました……、もうほんと最高です‼️幸せをありがとうございます!!!! (2023年2月11日 21時) (レス) @page47 id: caff2e3186 (このIDを非表示/違反報告)
くるみるく - 完結おめでとうございます！最高でした！甘々だぁ……！ (2022年9月14日 11時) (レス) @page48 id: 89fb78aa91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼
| 作成日時：2019年8月11日 15時
