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周りの全てが平伏す中、颯爽と歩いてくるは白い風船のような変な服を着た人物たち。
その周りにはSPとドレイであろう鎖で繋がれた男性。
いやでも気づく。これが天竜人だと。
天竜人である女は逃げ出した男を踏みつけ、銃弾を打ち込み去っていった。
「お父様。また、新しいのを買ってくださいまし」
人の命を何とも思っていない台詞を残して。
実際、何とも思ってないのだろう。
彼等にとっては“人”と“天竜人”は違う種族なのだ。
私達だって、人と豚や牛などの家畜を同列に考えるかといったら首を横に振る。
気分は良くないが、そういうものだ。
「アイツらぶっ飛ばしちゃ駄目なのか？」
額に怒りマークを浮かべるは我らが船長ルフィさん
そんな彼の質問にヒトデのパッパグさんが冷静に答える。
「天竜人が危害を加えられたら、海軍本部大将が軍を率いてやってくる」
「ブーッッ」
ブルックさんが紅茶を吹いた。汚い。
つまり、海軍本部が近いこの場所で天竜人と揉め事を起こしたら、すぐにでも最高戦力がすっ飛んで来るということ。
「だからお前ら！絶対に問題を起こすんじゃねぇぞ！！」
ハチさんが再度、口を酸っぱくして言った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
遭遇する賞金稼ぎ達をちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
ハチさんの案内でたどり着いたのは“シャッキーsぼったくりBAR”
ぼったくる匂いがプンプンしているが大丈夫だろうか。
「レイリーはいるか？」
どうやらハチさんはここの店主のシャクヤクさんと、ここに入り浸るコーティング職人のレイリーさんと知り合いだったようだ。
が、残念ながらお目当ての人物は不在みたい。
じゃあ、そのコーティング職人のおっさんを探しに行こうと立ち上がったルフィさんに店主のシャクヤクさんは忠告した。
「気をつけてね。このシャボンディ諸島には現在“12人”1億を超える賞金首がいるから」
そう言って彼女は賞金首の紹介を始めた。
「＿＿最後はそこのお嬢さんね。1億1200万ベリー。つい最近モンキーちゃんの仲間になったのね。ギリギリ滑り込みで、最悪の世代に仲間入りよ」
『嬉しくないんですけど』
「うふふ、その年齢でその懸賞金。ヤンチャやってた若い頃を思い出すわぁ」
この人、何歳なんだろう。
お店で少し休憩した後、私たちはレイリーさん捜索の旅に出ることにした。
ルフィさんはシャボンディパークに行くみたいだけど、私はどうしようかな。
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礼(プロフ) - 神永さん» ありがとうございます！行き当たりばったりで始めた作品ですがそう言っていただけるとありがたいです☺️ (2023年2月3日 9時) (
レス) id: 84a23c082a (このIDを非表示/違反報告)
神永(プロフ) - ルフィの心優しさといい意味でアホっぽいところがよく出てて凄くいい作品でした…！！第一章最終回も楽しみにしてます！！ (2023年2月2日 23時) (レス) @page21 id: c0702c41ce (このIDを非表示/違反報告)
礼(プロフ) - 霧氷さん» ありがとうございます！ちょっと構想ができたので行き当たりばったりですが連載始めてしまいました…！他の作品も更新しつつ書いていけたらと思ってますのでよろしくお願いします！ (2023年1月5日 10時) (レス) id: 84a23c082a (このIDを非表示/違反報告)
霧氷(プロフ) - 短編で読んだ時から、ずっとこの先見てみたいと思っていたお話なので、今読めて感動しています……！ ご無理のないよう、今後の更新も楽しみにしています！ (2023年1月5日 8時) (レス) @page6 id: 55eb7410ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：礼
| 作成日時：2023年1月4日 23時
