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母と息子の反省会 悟side ページ18

目を覚ました時、目の前にはよく見慣れた天井

ただしそこは最近住み始めたマンションの自室ではなく

実家の天井だった。



(…なんで僕実家にいるの)



確か呪術師の親睦会に参加してたはず。

飲んでたメロンジュースがなくなったから側に置いてあったウーロン茶に手を出して………あれ?




(その後の事全然思い出せないッッ)




「あら、やっと起きたのね寝坊助」

「……母さん」

「気分はどう?」

「さいあく」

「でしょうね」

「なんか用?」

「母に向かってそんな邪険そうな目をしないの。

そんな事より。Aちゃんに感謝しなさいよ?

わざわざあんたをおぶって部屋まで運んでくれたんだから」

「Aが?」

「…はぁ。
まさかグラス半分のお酒に潰されるなんてね

下戸なのはあの人に似たのかしら」


「やめてくれよ。。

今小言言われるのはしんどいし頭に響く」

「わかってて言ってるのよ」

「……タチ悪りぃ」

「なんですって?」

「なんでもないです」





(ん?ちょっと待て。

Aが僕を…?ならあいつ今どこに)



「Aは?」

「安心なさい。茶の間にいるわ

流石に夜中帰すなんて危ないもの。一日泊まってもらっ



待ちなさいッッ悟!!まだ話は」

「説教なら後で聞くっ」



寝癖が酷い髪も、何故か腫れてる目元も


鈍器に殴られ続けてるような頭痛も


微かに枯れてる声も全て無視して



部屋を飛び出して茶の間へと向かった。




「Aっ!!」

話し合い。の前に…→←寒いね



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作者名:伊綱 | 作成日時:2023年10月2日 4時

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