あれ、言ってなかったっけ？ ページ13
『言っとくけど、調べるだけだからな
オレだって雑渡さんには頭上がらないんだ。
下手に手出せねぇよ』
「わかってる」
あれから、学園長に相談と断りを入れてオレは尊奈門と共にタソガレドキ城に向かった。
「そういえば、あの頃やたらアカタケ城とアオタケ城について調べてたよな」
『あぁ。奴らには借りがあったからな』
「…つい最近。その両者とリョクタケ城も落城したと聞いたが…まさか」
『ははは、買い被りすぎ。流石に私情では落とさないよ
………依頼なら別だけどね』
うっわ。この人やば という顔をした尊奈門をよそに
オレはあの日の記憶を思い出す
…
…
『よぉ。久しぶり』
「き、貴様ッ生きていたのか！！」
『ああ。ちゃあんと生きてたさ
お前らを殺す為に』
「だ、誰か！！誰かおらんのか」
『誰も来ねえよ。オレが全部殺した
……なぁ、久世さんよ』
オレは久世にそっと耳打ちをする
『ちゃんと、首。洗って待ってたか？』
…
…
「＿＿ぃ、おい！暁月ッ！」
『…あ？』
「もうすぐタソガレドキ城内だ。裏から入るからついて来い」
『あっ、そうだ。まだ尊奈門に言ってなかったな』
「は？こんな時になんだ」
『オレ、本名 神楽Aっていうの』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タソガレドキにいた頃の名前
暁月 秋平(あかつき しゅうへい)
主に陣左さんあたりに「秋ちゃん」と呼ばれてました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し46178号(プロフ) - 面白すぎて徹夜してみました！ (2月28日 22時) (
レス) @page16 id: f99e80254f (このIDを非表示/違反報告)
伊綱(プロフ) - 空さん» 同業者様でした！コメントありがとうございます。お互い頑張りましょう！ (9月9日 13時) (レス) @page5 id: 4fcd5fb6be (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
伊綱(プロフ) - とーふぶさん» そう言っていただけて嬉しいですありがとうございます！！！ (9月9日 13時) (レス) id: 4fcd5fb6be (このIDを非表示/違反報告)
とーふぶ - めちゃめちゃに面白くていっきに見ちゃいました！！最高です！ (9月8日 14時) (レス) @page4 id: b0fcd58480 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊綱 | 作成日時：2023年9月1日 2時
