それを投げたのは…? ページ6
「……お?」
「ん?なんだ小平太、どうした?」
竹谷と文次郎が戦っている最中、別な場所では用具、体育、作法が三つ巴状態になっていた。
攻撃を受け流して攻撃を繰り出そうとしていた小平太の手が何かを感じ取ると同時に止まる。
その頃、図書と保健は…
「一時休戦、もそ…」
「うぅ、ごめんよ長次…」
「後で救出代保健の予算から貰う」
「えぇ!?」
「嘘だ」
「ちょっとー…」
いつもの如く穴に落ちていた伊作を戦闘で不在の留三郎に代わり長次が救出していた。
……
…………
「なんだ小平太。よそ見とは随分余裕だな」
「違う違う。そうじゃなくて
なんか、Aの気配がする」
「あ?何寝言言ってんだよ。あいつは今療養中で、」
「!!…おっと、」
「おわっ!?……ふがっ!」
「あ、わりぃわりぃ」
突如として飛んできた何かに小平太が気付き屈んで避けただが、その後ろにいた留三郎は避けきれず見事に命中した。その何かはぶつかった衝撃で煙をあげる
「小平太…テメェッッ
…〜っへっくしゅ!!なんだ、くしゅっ、これ、くしゅん!!…あ"ぁ、くそ。なんだよこれッッ
へっくしっ!!」
「催涙弾だっ、来るな留三郎 お前が来るとこちらにも被害が」
「知るかッ道連れだ!!」
「だが、何故催涙弾がここに飛んで来るんだ?飛ばすべき場所は文次郎一択だろ」
「俺に聞くなよ…は、は、はっくしゅん!!!」
「…!あ!!Aだ!」
「なに?」
上手く避けていた小平太の声に仙蔵も振り返り、小平太の指差す方を見る。
するとそこには顔を青ざめる学級委員長委員会の面々と、頭に?をつけたAの姿が見えた。
『あっれー…おっかしいな』
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伊綱(プロフ) - 紫さん» ありがとうございますありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです頑張りますっっ (2020年12月23日 12時) (レス) id: f89eb70165 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - この作品むっちゃ好きです。更新楽しみにしてます (2020年12月22日 3時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
伊綱(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます!とても嬉しいですっっ (2020年10月28日 15時) (レス) id: f89eb70165 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 面白かったです!更新楽しみにしてます! (2020年10月28日 14時) (レス) id: 1d63efc7c2 (このIDを非表示/違反報告)
伊綱(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます!!なるべく更新できるよう頑張ります (2020年10月23日 11時) (レス) id: f89eb70165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊綱 | 作成日時:2020年7月25日 13時