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重岡Side
重「はぁ、やっと着いたぁ！」
気持ちいい晴天の下、俺は1番に車を降りた。
桐「淳太くんの運転なんか怖いわぁ」
中「なんでやねん。安全運転やったよ」
小「照史安心し。帰りは俺が運転したるから」
中「いや笑、お前、免許持ってへんやろ」
小「50万でゴールド買ってん」
濱「そこに50万使うのはおかしいやろ笑」
お察しの通り、今日は7人で出かけとる。行き場所は、東京で最大級の大きさを誇るショッピングモール！
前回の事件で手柄を上げた、濱ちゃんの奢りで良い肉を食べに来たんやで！
神「こうやって7人で出かけるのってなかなか無いなぁ」
藤「職場でもうるさいのに、ここならよっぽどやろ笑」
重「なら期待に応えて騒ぎまくるで！」
ショッピングモールの中に入ると、そこはもう人だらけ。
家族連れから、中高生まで、たくさんの人で賑わっとる。入口だけでこんな圧倒されるんやから、この建物には相当な人数がおるんやろうな。しかもこのショッピングモールにはスポーツ系の店や設備が充実した別館があるから、人の数なんて数える気も沸かへんわ。
桐「で、どこで食べるん？」
重「高いとこ！」
濱「嫌やわー。安いとこでいいんちゃう？」
神「せっかくやから贅沢しよう！」
小「人の金やし」
中「おいww。まぁそやけど」
藤「焼き肉でええやん」
桐「たまにはうどんがええ」
重「良い肉がいい」
中「…とりあえずマップ見よか」
入り口の目の前にあるでかいタッチパネルを操作する淳太。すぐに、マップとお店の一覧が映し出された。
桐「うわぁ、ここ全部で何店舗くらいあるん!?」
神「食べ物屋だけでも100店舗以上あるで」
神ちゃんはそう言って、食べ物屋さんの店の一覧を指差した。確かに、それぞれの店についてる番号の最後の数字は114。
重「よし、これから114店全部回るで！」
「「おー！」」
中「…アホか」
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作者名：華倶楽部 | 作成日時：2020年6月6日 23時
