【ハイキュー・男主】耳が聞こえなくても

：)　え。。 ページ5

影山サイド

ガラガラ

影「遅れました、スミマセン」

頭を下げてから足を体育館の中へと運ぶ

靴が鳴ったり、ボールが腕にあたる不安定なリズムが体育館に響き渡る。

大好きな音


菅「遅いべ、かげやまぁー！」

ニッコリと笑みを浮かばせるスガさんが一旦動きを止め、俺の方へと向かう

菅「生徒の案内なんて忙しいなぁ。あっ、日向からきいたべ」

影「ウッス… 明日、バレー部に見学しにくるみたいです」

そう言うと、スガさんは顔が一瞬輝き、大地さんの方へとかけつけた

丁度レシーブ練習の真っ最中…

日向の横に並ぶ

日「どうだった？エメ君」

興味深そうに日向がきいた

影「あ"？普通。バレー部に見学来たいって言ってた」

素直に思ったこと言うと、

日「えっ？エメ君って『耳が聞こえない』って先生言ってたけど、、後、『喋れるけどあんまり喋ると頭痛が酷いから』とか」

影「えっ……。。。。」

エドワールって耳が聞こえなかったのか？

アクセントとでも思ってたけど実際聞こえないからあんな喋り方なのか？

俺にちゃんと顔を見て喋ってって言ったのは口を読み取るため？

俺が彼の事情を知らずにベラベラ話すから無理矢理喋ったのか？

日向からまた話しかけられるけど練習に集中しろとか偉そうに張って、追い払った

実際集中してないのは俺なのにな…


明日はどう謝るっけな…

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