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目を覚ますと天井の木目が目に入った。
今日は月曜日。
末澤さんとの掃除当番が始まる日。
歯磨きと浮腫み取りマッサージをして、髪の毛にはとりあえずアイロンを通す。
(ただの掃除なのに何でこんなソワソワしてんだろ。)
タイミングよく、インターホンがなった。
今日は普通にドアを開ける。
「おはよー花子ちゃん。」
大きめのグレーのパーカーを着た末澤さんが現れた。
寝癖も付いてるし顔が寝起き過ぎる。
「おはようございます。」
ちょっと意識しちゃってた自分が馬鹿みたいに思えて、少しテンションが下がった。
「ごみ置き場の隣にほうきとかあるんやって。取りに行こ。」
ペタペタ足音を鳴らして末澤さんはゆっくり歩き始めた。
私はドアの鍵を閉めて、後を追った。
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作者名：朱沼 | 作成日時：2024年2月18日 0時
