返事 ページ34
Aside
…そろそろ
告白の返事を真剣に考えなければ……
毎回毎回そう思って、結局決められずに後回し。
みんな、それぞれにいい所があって決められないんだよね。
この人！って出来ない。
葵「＿＿ちゃ＿A＿＿Aちゃん？」
気がつくと、目の前で心配そうに私の顔を覗く葵の姿が。
そうだった。
学校帰りに葵とカフェに来てたんだった。
『っあ、ごめん、ボーッとしてた。何？』
葵「どうしたの？何か悩んでるみたいだったけど…」
そうだ、ちょっと葵に相談してみよ。
なんか分かるかもしれない。
『…実はね、……そろそろ告白の返事を考えようって思うんだけど…
全く決められないんだよね…』
葵「…あぁ、先輩達からのやつだっけ」
『そうそう』
葵「あれは悩むね笑 みんな優しそうだもん」
『そう！そうなの！
莉犬は可愛くって、いざとなったらすぐ守ってくれて。
るぅちゃんは怖いとこもあるけど、勉強とか、苦手なことを一緒にやってくれるの。
ころにぃは不器用だけど、優しくて、涙脆いから放っておけないんだよね。
さとにぃは一緒に何かをやると1番楽しめる！なんだかんだ言って優しいし、私の事もよく分かってくれてるw
ジェルにぃは一緒にいてめっちゃ安心する。一緒にいるとずっと笑ってる気がするな。
なーにぃは1番頼れるの。どんな時でも私を一番に考えてくれて。たまにやり過ぎって時もあるけど、それ以上にとっても幸せなんだ！』
あっ。
つい、いっぱい喋っちゃった。
恐る恐る葵を見ると、葵は微笑んでいた。
葵「Aちゃんは、みんなをよく見てるんだね」
『…そうかな？』
葵「うん。そんなに先輩達のいい所を言えるのは世界でAちゃんだけだよ！」
『そ、そうかな？』
なんか、嬉しい。
葵「…りねこくんは…どうなの？」
『……りねこくんには悪い…けど、なんだかあまり付き合った後のことを想像出来ないんだよね』
葵「……それは…多分、りねこくんは意識してないんだね」
『…そっか』
『うぇーん！！どうしたらいいんだぁー！』
葵「…モテる女の子は大変だねぇ」
『葵ぃい……助けてぇえ』
葵「…あ、そういえば。これ、男子に頼まれてたんだった。はい、Aちゃん宛て」
そう言って葵がカバンから出したのは、一通の手紙。
『何、ラブレター？』
葵「そうみたいw モテる女の子は大変だねぇ」
『大変だぁ…』
☆やばい、完結させたくない笑←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃみるきー。 - 最高でしたぁ！！！！！！！！どうしたら、こんな上手な小説がかけるんですか！？完結お疲れ様でした！私に息抜きの時間をくれて、ありがとうございます。作者さんに、たくさんの幸せが届きますように。🍀 (4月26日 17時) (
レス) @page47 id: fabaf65e29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - が、がちがちの完結だぁぁぁぁ？！おめでとう！毎日鈴夏ちゃんのお話が読めて、とってもたのしかったよ！ちょっと寂しくなるけど、またボードでお話ししようね！お疲れさまでした！！(人´ｴ`*)♪ (2021年9月3日 7時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 鈴夏さん！！大丈夫ですか！？頑張って下さい！！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: 3faf7cba36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - す、鈴夏ちゃん？！大丈夫？！更新はずっと待ちつづけられるから大丈夫だよ！鈴夏ちゃんのスマホよぉ…どうか無事であってくれぇぇぇえ！ (2021年8月19日 15時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - 完結おめでとうございます！！番外編楽しみに待ってます！！ (2021年8月7日 12時) (レス) id: ded51a53c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴夏 | 作成日時：2021年5月11日 16時
