★キュン ページ28
るぅとside
僕がギターを弾くと、Aは嬉しそうに笑った。
『えっと、一応の確認ね。○○って曲で合ってる?』
る「そうそう!あ、僕のベッドに座っていいよ」
『ありがとう』
Aは静かに僕のベッドに座った。
『なんか、るぅちゃんの匂いがする』
る「何それ笑」
『なんだろ、なんかね、るぅちゃんの匂いなのw』
る「あははw」
やっぱりAは面白い。
一緒にいて楽しいし、落ち着く。
る「じゃ、そろそろ歌える?」
『うん!』
僕は、歌い始めと歌い終わりの音を教えて、指を構えた。
〜♪〜♪〜♪
数秒の前奏を奏でる。
る「せーの!」
る「『〜♪〜♪』」
Aの綺麗で透き通った声が部屋に響く。
ギターとも合っていてより綺麗。
それで…
歌っている時にちょっと横にゆらゆらしてるの何!?
めっちゃ可愛いっ!!
少し高い音域も難なく歌ってるA。
そんな小さいことでも胸がキュンってしちゃう。
もう毎日キュンってしすぎて胸がいっぱいだよ。
少し歌って、曲の間奏に入った。
僕は覚えたコードを素早く弾く。
『ふふっ』
Aが突然微笑んだ。
る「どうしたの?」
『ギターを弾くるぅちゃんを見てて、なんかキュンってしちゃった』
えへへ、と可愛く笑う。
る「っ〜//」
僕は思わずギターを弾く手止めて、Aに抱きついた。
『わわっ!』
Aは後ろに倒れる。
それでも僕は離れない。
ギシッとベッドが軋んだ。
『どっ、どうしたの…?』
る「Aが…可愛すぎるから…!」
抱きついてるからAの心臓の音がよく聞こえる。
僕が可愛すぎるからと言った途端、心臓が一気に早くなった。
る「あれ、早くなった…?」
『!! きっ、聞かないで!//』
Aが僕から離れようとするけど、僕の方が力が強いので離せない。
『ぴぎゃあ、離せー』
る「何 ぴぎゃあ ってw」
『なんだろww』
もうしばらくギュッとして、また歌を再開。
間奏の最後ら辺から始めた。
『よし、歌うぞー!』
る「…せーの!」
る「『〜♪〜♪』」
最後まで歌って、僕がまた抱きついたのは別の話。
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まっちゃみるきー。 - 最高でしたぁ!!!!!!!!どうしたら、こんな上手な小説がかけるんですか!?完結お疲れ様でした!私に息抜きの時間をくれて、ありがとうございます。作者さんに、たくさんの幸せが届きますように。🍀 (4月26日 17時) (レス) @page47 id: fabaf65e29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - が、がちがちの完結だぁぁぁぁ?!おめでとう!毎日鈴夏ちゃんのお話が読めて、とってもたのしかったよ!ちょっと寂しくなるけど、またボードでお話ししようね!お疲れさまでした!!(人´エ`*)♪ (2021年9月3日 7時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 鈴夏さん!!大丈夫ですか!?頑張って下さい!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: 3faf7cba36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - す、鈴夏ちゃん?!大丈夫?!更新はずっと待ちつづけられるから大丈夫だよ!鈴夏ちゃんのスマホよぉ…どうか無事であってくれぇぇぇえ! (2021年8月19日 15時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - 完結おめでとうございます!!番外編楽しみに待ってます!! (2021年8月7日 12時) (レス) id: ded51a53c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴夏 | 作成日時:2021年5月11日 16時