な組のお姫様！Story９

★甘やかす ページ24

Aside

ある日の夜。


自分の部屋で逆立ちしてたら。



コンコンコンコンコンコンコンコンコン ←



『うるっさwwどーぞw』


急にノックの嵐。


な「さっきぶり！」


ジ「さっきぶり！！」


年長組がドアから顔をのぞかせた。


『さ、さっきぶりw』


まぁさっき確かにおやすみしましたけども笑


『どうしたの？』


な「明日って空いてたり…する？」


『明日は……うん！空いてるよ！』


ジ「じゃあさ、俺となーくんと……デート行かへん？」


『デートか！いいね！でも急にどうしたの？』


な「俺らが卒業してからAと過ごす時間少なくなっちゃったじゃん？」


ジ「だから、ちょっと3人でデート行きたいなって思ったんよ」


『なるほど…！でも珍しいね。2人で誘うなんて』


ジ「デートついでにAを甘やかしたいなって話したらなーくんもそう思ってたみたいでな」


な「なら3人で行っちゃおうってw」


『甘やかすってw2人らしいねw』



そして少し予定を決め、本日2回目のおやすみをした。


予定を決めてる時、謎の約束をした。



１、財布を持っていかない。



『もう1つ目からおかしいよね』


なんか2人が全部お金を出したいらしい。



２、欲しいもの、行きたい所、入りたい店があったら遠慮なく言う。



私はお嬢様か。


流石にこれは守れんw


気が引けるよね。


とゆうか罪悪感が絶対勝つ。


な組は金銭的に普通に余裕あるけど…


私の為に使って欲しくないw



３、俺らの手を離さない。



…これは単純に離したら私が迷子になるからだね。


これだけじゃん、ちゃんとしてるのw





『甘やかすとは(白目)』





＿＿＿翌日＿＿＿


『お、おはようございます…』


な「おはよう」


ジ「おはよーさん」


朝から眩しいほどのイケメンスマイル頂きました。


ご馳走様。←



いつも通り朝ご飯を作って、支度する。


莉「2人とも、Aが困らない程度にね」


さ「2人はAのこととなると限度がないからなぁw」


こ「止めが入るまでお金出し続けるからね」


る「でも財布は空っぽにはならない…恐ろしい」


り「…A、ファイト」←


『…おう』



な「行ってきまーす！」


ジ「家のことは任せたで。さところ」


さ「行ってら。気をつけてな」


こ「家のことはバッチリやっとくから！」


『い、行ってきまーすw』

★お金→←★風

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