な組のお姫様！Story６

受け身 ページ24

りねこside

プルルルルルル＿＿＿


さ「ん、俺さとみー」


り「り、りねこだ」


さ「…任務は？」


り「完了。無事殺 れた」


さ「上出来だ。一旦車に戻ってこい。窓から飛び降りれるか？」



…え？


思わず窓から下を見る。




ここ5階だよな…？


り「飛べなくはないけど…」


さ「よし、じゃあ降りてこい。きっと同じ階のやつにも聞こえてそろそろ部屋に来るだろうから。部屋の鍵かけて戻れ」


り「了解」



ツーツーツー



り「正気かよ…」


死 体を避けてドアに向かい、鍵を閉める。


窓を開けて、風をあびる。


り「よし……行くか」


思い切って飛び降りてみる。





飛び降りたはいいものの…


受け身取れなくないか！？



り「ちょ、待って、ヤバいっ……！」


思わず目をつぶる。






ドサッ


さ「っとぉー……ギリギリセーフ」


り「さ…とみ？」


さ「おう、よく頑張ったな。おつかれ。このまま車に戻るぞ」



…あれ？なんで俺…助かったんだ…？





よく考えたら、今、さとみに姫抱きをされてた。


り「なっ…！///」


さ「あれ、今気づいた？w」


り「ちょ、大丈夫だから、！下ろせ…っ」


さ「いーからw暴れるなってw」


さとみは俺を抱えたまま器用に車のドアを開けると、ドサッと俺を車に乗せた。


さ「ちょっとだけ行ってくるから待っててな。あと、これで顔拭いとけ」


ハンカチを渡して、さとみは行ってしまった。


鏡を見てみると、顔に血がついていた。


り「…俺、本当に人を殺 したんだな…」


…少し躊躇ったが、これならやっていけそうだ。


そう思えた。







数分後。


さとみが袋を抱えて帰ってきた。


さ「お待たせっ。よし、出るぞー」


り「何してたんだ？」


さ「金を回収してた。これも仕事の内だから覚えといてな。あとは死 体の後始末」


り「ありがとう」


さ「どーいたしまして」






Aside


ガチャ


玄関から音がして、みんなで向かう。


さ「ただいまー」


り「ただいま」


『おかえり！』


莉「どうだった？」


莉犬が聞くと、りねこくんはニッと笑って


り「無事成功」


る「おめでとう！お疲れ様」


り「ありがとう」



な「りねこくん、お疲れ様。今日はお風呂に入ってもう寝な」


り「はい」


☆めちゃめちゃ新展開ww

正式→←酔いそう

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