な組のお姫様！Story６

子供 ページ22

Aside

『終わったぁー！！！』


な「お疲れ様ー！」


ちょみんな聞いて！？


なんと！！


課題全部終わったー！！！


ジ「なーくん、入るで」


な「どーぞ」


ジ「ご飯出来たらしいでーってA？」


『聞いてジェルにぃ！私ね、課題全部終わったの！』


ジ「おー！すごいやん！よく頑張ったなぁ」


頭を撫でられる。


『えへへーっ』


ジ「おめでとう」


『ありがとう！』


な「すぐ行くって伝えてくれる？」


ジ「りょうかーい」




ジェルにぃが扉を閉めて、下に降りていった。


な「ねぇー」


すると、なーにぃが抱きついてきた。


『な、何？』


そうだ、最近はなかったから忘れてたけどなーにぃこういう人だ()


な「…ちょっと距離近くないですかぁーっ」


頬っぺを膨らませてムスッとしてる。


『いや…なーにぃの方が近くね？』


な「俺はいーの！だって仕事行く前ギューってすんじゃん」


そう言ってお腹にスリスリしてくる。


『わわっ、くすぐったいよぉっ。どしたの？』


な「…」


何も言わずにムスーッとしてる。





『組長、嫉妬すか』←




な「Aは組長って呼んじゃダメ！！！やだぁー！」


やだやだぁともっとスリスリしてきた。


『ごめん、ごめんってw』


な「………よ」


『え？』



な「嫉妬だよっ…！」



『…めっちゃさっきから子供になってるけど…』


な「ふんっ、じゃあ今日は子供になってやる！だからわがまま聞いて？」


『えぇw』


な「じゃあ組長って呼んだ罰！」


『もう強制じゃんw…で？私は何をすればいいの？』


な「ミサンガとか作れる…？」


『うん、まぁ。一応作れるよ』


な「じゃあ、俺にミサンガ作ってください！」



『…そんなの強制じゃなくても作るよw』



な「ホント！？やったぁー」





そこからホントに子供になったみたいにずっとニコニコしてるなーにぃ。


さ「なーくん…どしたの」


な「えぇー？何でもなぁい」


ジ「なんか怖いんやけど…」


『そういえばジェルにぃ、お昼の後どこ居たの？』


ジ「自分の部屋で仕事整理してたんよ」


『そっか！お疲れ様』

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