きゅう ページ11
中也 side
やっちゃ駄目だと思ってたんだけどな……
いや、だって好きな人に彼氏がいると知らされて
あんな格好してたら襲いたくもなるだろ?
太宰に押されて目が覚めた…
太宰はAと抱きしめあっている
「おい、手前らそんなとこでぐだぐだやってっと
構成員が来ちまうぞ」
太宰が此方を向いて睨み乍喋る
「幹部が何云ってるのかな?」
…いや正論だけど
「……Aさっきのは悪かった
詫びに外まで送ってってやる」
許してはくれないと思うが
少しでも役に立ちたい
『…いいよ
中也、しっかり送ってよね』
…あぁこの優しさが
ポートマフィアにはねぇこの優しさが大好きだ
「んじゃ服整えてついてこい」
Aが自分の格好を見て発狂した
…自分の格好のこと忘れてたのか
____
バタバタバタ
構成員達が此方に向かって走ってくる
「罪人が逃げたようですが…」
「あぁその件は知ってる
手前らで見つけろ」
はい。と云って構成員達は去っていく
まさか俺と一緒にいるとは思わねぇだろ
「ついてこいよ
今なら大丈夫だ」
そうしているうちに
出入り口に着いた
『ありがと、中也
助かったよ』
笑顔でそう云うA
横に太宰がいることを忘れそうだ…
「今回は俺が悪かった
でも、首領が手前を探してるのは本当だ
気をつけろよ」
俺は手を振ってポートマフィアの建物の中に入った
はぁ…色々、偽装しねぇとな……
______
次からお仕置き?かな
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恵(プロフ) - 杏樹さん» え!?ありがとうございます!! 頑張ります! (2017年5月11日 19時) (レス) id: 4419daa8c7 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - ほんとこの作品にハマりました!これからもがんばってください!!更新楽しみにしてます! (2017年5月11日 19時) (レス) id: 515c609338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恵 | 作成日時:2017年4月22日 21時