【文スト】芥川の妹は敦君が大嫌い！！

芥川妹　　敦side ページ10

取引を終えて書類は無事に特務課の人に渡せた。


特に何事もなく、書類を不審な輩に狙われることも無かった。




敦「それにしても暑いねー」



「うん…そ、だな」



ん？自棄に素直だな？


いや、素直と謂うか顔が少し青くないか？



いや、元々色が白かったけど…



彼是考えてると急に服の袖を引っ張られた。



敦「え、どうかしたの？」



「この喫茶店に入りたい」



Aが指を指した先には如何にも空調が利いてそうな喫茶店



敦「いいよ、入ろっか」




喫茶店に入り、席に座ったら



Aは凄い早さでテーブルに俯せた



敦「え、もしかして具合悪かったの？！」



「…幼い頃から貧血持ちた…」



敦「いや、早く云おうか？」



「敦ぃ、取り敢えず甘いものと水を…」



え、僕が頼むの？！



敦「スミマセン、このフルーツのタルトと

あと、お冷や下さい」




「フルーツタルトとは中々の選択(チョイス)だ」



あ、良かった。


太宰さんの云ってた通り果物が好きなのか、



芥川は何が好きなんだろ？

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