【文スト】芥川の妹は敦君が大嫌い！！

芥川妹 3日目 ページ32

3日目の今日は水族館


大きな大水槽の前に某らはいる


ﾅｵﾐ「兄様ぁ〜水族館デートですわね！」

谷崎「ナ、ナオミ止めなよ、公共の場で」


・・・気にしたら負けだと思っている。

鏡花「鰯・・・たべれる？」

「七輪で炙ったら美味しいかもな」


暫く大きな水槽を皆で眺め、次のコーナーに行くことになった。


次のコーナーは、深海エリア


此処で問題が発生した。


「・・・・」

敦「わぁ、暗い。てか深海魚って大きいなぁ」

「・・・・」


敦「って、A？顔色が悪いけど

もしかしてまた貧血？！与謝野先生に見てもらわないと！」


「ち、違う！そうじゃない・・・が」


そうじゃない。けど、此奴に自分の弱みを見せたくない

から言えない


太宰「敦君、Aは暗いのと深海魚が苦手なのだよ。」

太宰さん、何処から生えて来たんですか←

なーんだ、そうなんだぁ、と敦は安心したように微笑んだ。

敦「それじゃあ、僕の後ろに隠れても良いよ？」


「は、はぁ！？別に大丈夫だ」


敦「え、本当に？」

まだ、小さい頃は夜が怖くて姉さんに抱き着いて寝ていたな

そんな事が何故か今になって思い出した。


「敦、前向け」

敦「え、分かった」


敦の背中の服を思い切り握る

背中から体温が伝わって来て少し安心した。


「す、進め」


敦の耳がほんのり紅くなってたのは暗いせいでの見間違えだろう。



「はぁ、やっと抜けたかぁ」


深海エリアを抜けると同時に安泰の息を吐いた。

全く、深海魚は気色悪いし暗いし

怖かった


敦「足が産まれたての小鹿だけど大丈夫？」


「大丈夫に決まってるだろ

勘違いするな別に貴様に心を許した訳じゃないが

その、あ、ありがとう、な」

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