【鬼滅の刃】売られた喧嘩は買う主義なので！

25話 ページ28

この頃は御館様はまだ目が見えてるって事でお願いします
貴方side

なんて言われるのなんて見当はついてる


＿気持ち悪い＿

＿化け物＿


そう言われるんだろうと思っていた



男｢綺麗な瞳だね｣

男性はそう言って微笑んだ



貴｢ぇ…？｣

私は掠れた声が出た

この目が？綺麗？
私は驚きのあまり目を見開いたままだった



男｢この子を引き取らせて貰えないかい？｣

男性は村人にそう言って私を抱き寄せた

村｢いいのか？兄ちゃん、そいつぁ化け物だぞ？｣

男｢化け物ではないよ、こんなにも綺麗な瞳じゃないか｣

村｢チッ、勝手にしなそいつがいなくなったらこっちも楽なんでね｣

そう言って村人は背を向けてどこかに行ってしまった


＿スｯ＿

男性は私に手を差し出してきた

どうしたらいいのだろう…
この人について行ったらまた殴られるのだろうか

私が戸惑っていると

男｢平気だよ君が辛いことは何もしないよ、私の名前は産屋敷耀哉、ほら行こう｣

産屋敷耀哉と名乗る人はとても優しい目をしていた


私は手を握った

近くにいた人の名前は産屋敷あまねさんと言うんだそう
とても綺麗な人だ


私は産屋敷さんの手を握って屋敷、という場所に向かった




＊

数年後←早くてすみません


引き取られた後、耀哉さんは父の様に接してくれた
あまねさんも母の様に接してくれた

耀哉さんの息子さん、娘さんは私より年下なので姉の様に慕ってくれて仲が良かった


そして私は鬼殺隊に入って柱になった

その時から自分を隠すようになった









それなのに、、
自分を頑張って隠して生きてきたのにどうしてまた化け物なんて言われなきゃいけないの…？

ねぇ、教えてよ


私はどうすれば良かったの？

生きて来なければよかったの？


もうわからない



私の中にある何かが崩れた気がした






貴方side終了



＊


しのぶside

不死川さんに化け物と言われてからAの様子が可笑しい

あぁ、まただ…


Aはずっと昔の事を引きずってしまっている

Aは何故か私にだけ昔の話をしてくれた

その時の顔は、涙を堪えていて偽りの笑顔を浮かべていた



今、不死川さんとの攻防戦が続いている


そして今、包帯をしていても私には分かります

貴方は悲しく、泣きそうなのでしょう？


何もしてあげれてない自分が憎い


あの時、あの場所でどうしてあげればよかったのでしょうか…





しのぶside終了




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回想なんでしょうか…？

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